こだま号で売店を利用しやすい車両 | 車内販売でございます。

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車内販売を13年半で10000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 各地の観光列車に乗り鉄しています。

東海道新幹線「こだま」では、車内販売が実施されていない。車内に飲み物の自動販売機も無い。

東京~新大阪の全区間乗る場合は、たいてい「のぞみ」「ひかり」を利用するが、割引切符で「こだま」を利用する人もいる。その場合は、3時間54分も車内販売が無い状態になる。

しかし、何度も途中駅で、「のぞみ」通過待ちをするから、1回5分ほどの通過待ちを利用すれば、弁当や飲み物を買うことができる。

今回は、「のぞみ」通過待ちで、ホームに買いだしに出る時に役立つ情報だ。

 

今回は先に結論をまとめる

「こだま号」で「のぞみ」通過待ちの5分停車で、ホームに買いだしするなら

《1》米原・豊橋・浜松・静岡・三島・小田原のホームに売店がある。

《2》飲み物の自動販売機は全駅のホームにあるが、ホームの端には無い

《3》買いだしに便利なのは、6号車(自由席)。10号車(グリーン車)11号車(指定席)も便利。

【注意】2023年8月追加

新型コロナの影響が無くなっても、各ホームの売店が「休止が継続」「営業時間が限定」されている場合があります。

 

◆調査結果一覧◆

東海道新幹線16両編成の、何号車の前に「売店」「弁当店」「立ち食いソバ店」があるかを調べた結果を表にした。 (表の★は、飲み物の自動販売機の位置)

これを見ると、6号車と、11.12号車付近に売店は集中していることがわかる。自由席6号車は、階段の近くで比較的混みあうが、せめて4号車5号車なら十分売店に足を運べる位置と言える。

注意点

★三島駅以外は、上りと下リホームに分かれている。豊橋・浜松・静岡・小田原は、上り下りとも同じ位置に売店等が設置されていた。

★三島駅は、上り下りとも同じホームだ。ただし下り列車は車両1つズレて停車する。

★米原駅は、「自動販売機の位置」、「下りホームの売店」はチェックしていません。

 

◆売店の利用の仕方◆

東海道新幹線では、「のぞみ」通過待ちは約5分ある(4~6分)。そして新幹線車両1両は25mだから、1号車の扉から降りて、6号車前の売店に歩いていくと、それだけで2分くらいかかってしまう。品物をパッと選んでも、売店で前の客がレジに並んでいたら、乗り遅れの危機だ。

そこで、こうするのがおススメだ。

(1)停車する3分前に、売店・弁当店がある車両付近の扉に進む。

停車する直前だと、降りる人が通路やデッキに立っていて移動しにくくなる。

(2)お金がパッと出るよう準備。

1万円札・5千円札は避けたい。交通系ICカードも大半の売店で使えるのでOK。

(3)発車が迫ったら、近くの扉から乗り込む

売店に近い扉から乗り込んで、車内をテクテク歩く。乗り遅れそうなら、購入をあきらめて次の駅へ。

 

◆調査のいきさつ◆

5月下旬に、四国に出かけた。その帰りに、神戸から東京まで帰ることになった。3日前なら「プラスEX」の割引が効くが、当日ではほぼ定価で帰ることになる。単純に「のぞみ」で帰るのも芸がない。そこで、「こだま」に乗って、ホームの売店の位置をチェックしようと考えた。新大阪から東京まで、本来なら2時間半なのに、主に「こだま」を乗り継いだため6時間以上かかってしまった。

このブログ「車内販売でごさいます。」では、こだま号の車内販売がないために、途中駅のホームに降りて、弁当や飲み物を買った2015年の記事が、月間約1700アクセスもある人気記事になっている。売店がホームのどこにあるかという情報は求められていると思ったため、今回の売店などの位置を調査することになった。

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11994473839.html

 

それでは各駅の店舗を紹介します。写真は上りホームですが、下りホームも基本的に同じです。

■米原駅

5号車・売店

6号車・そば店弁当店(弁当9:00~、そば9:30~。オーダーストップ18:30)

10号車・弁当店(9:00~19:00)9時前だからまだ開いていない。

 

■名古屋駅

名古屋始発の「こだま」に乗り換える場合、4分乗り換えの時がある。

この場合でも、名古屋駅上りホームには、

「きしめん」が2か所、「弁当店」が6か所、「売店」が6か所、「コーヒー店」が1か所ある。十分な数と言える。ただ、「のぞみ」自由席が停まる1号車から3号車には、売店も弁当店も全く無い。混雑対策のようだ。

 

■豊橋駅

8号車・売店

8号車・弁当店

 

■浜松駅

6号車・売店

6号車・弁当店(10:00~20:00)

12号車・売店

12号車・弁当店(10:30~14:00、16:00~18:30)

※下り11号車付近にある弁当店は、11:30~13:30のたった2時間です。場所によって、営業時間が大きく変わります。

 

■静岡駅

6号車・売店

7号車・弁当店

10号車・弁当店

11号車・売店

 

■三島駅

三島駅は、上り・下りが同じ島のホームに発着する。下りは1両ズレている。

6号車・そば店&弁当店

ソバ店のメニューはこちら↓

8号車・弁当店

8号車・売店

12号車・弁当店

13号車・売店

 

■小田原駅

6号車・売店

 

ホームにある売店や弁当店をうまく活用できれば、車内販売がない「こだま」でも、楽しみながら乗ることができそうだ。「うなぎパイ」を土産に買うなら、静岡県内で買わないと気分は出ないんだもん。

 

【参考】

通過待ち全駅で、ホームに降りて売店と販売機で買った時の記事↓

https://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11994473839.html