いきなりの千日手。。王位戦第1局二日目。
昨日より開幕しました
深浦王位に木村八段が挑戦する王位戦7番勝負。
まず目を引くのが
その中継ページのクラシックさ。。
左側のフレーム内のリンクをクリックすると
右側にリンク先が表示されるという
10年ぐらい前のHP作成ブームの頃に
よくみかけたデザインと言いましょうか。。
ブログ形式の中継サイトも
コメント付き棋譜中継も無し。
一応、手順再現という形で
棋譜は見ることが出来るのでありがたいですが。
しかし
これまた古典的なデザインとなってますね(^^;
肝心の将棋の方は
一日目から白熱かつ緊迫の展開に。。
先手番、深浦王位の7六歩から始まり
深浦王位は中飛車を選択。左側の金が積極的攻め上がり
あまりみたことがない攻撃的な陣形となりました。
(19手目▲4五金)
攻撃的なのは深浦王位からの
一方的なアプローチではなく
上図の一手前
18手目の木村八段△7三銀で
一気に急戦模様となり、緊張感が高まりました。
その後。。
4筋、5筋で金と飛車が行ったり来たり。。
ついに
42手目で千日手の可能性が。。
しかし
木村八段は千日手を選択せずに△7三桂。
千日手が回避され
43手目までで一日目は終了。。
封じ手は木村八段。
その構想やいかに。。。
一日目終了図
一夜明け。。
木村八段の封じ手は△4五金。
深浦王位は▲3四飛と応じて、再び千日手模様になりましたが
今度はそのまま同じ手順の繰り返しとなり、千日手が成立。
というわけで
今年の王位戦は
第1局目からいきなり指し直しとなる波乱を含んだ
スタートとなっています。