この度、高松自動車道の暫定2車線区間の4車線化事業の開始が決定しました。
香川県内では、三木町から引田に至る区間が、暫定2車線のままで、大規模な渋滞の発生や、正面衝突など重大な死亡事故の発生が問題視されていました。
そこで、当選以来、3度にわたる国会での質問や、国土交通大臣をはじめとした政務三役への陳情、また、事務方との整備手法等の打ち合わせなど、早期着工に向けた働きかけを行ってまいりました。
政権交代によって着工が遅れたとの批判がありますが、旧政権時代は、地元負担を求める整備方式であったのに対し、この度、決定した整備手法は、いわゆる「会社方式」というもので、地元負担を求めない整備手法です。
道路会社が料金収入等の収入の中から資金を工面して整備するため、一般会計に新たに負担を求める必要はありません。
消費税の議論を行っている一方で、道路を整備するために、国民の皆様に新たに税負担を求めるべきではないと、実は、苦労と工夫を重ねた末の整備手法です。
とにかく、私自身、3年越しの働きかけの成果が実を結んだと、正直、ほっとしています。
安全性や走行性の向上とあわせ、関西方面との経済的連携の強化につながることを期待しています。
■事業概要
・事業区間 香川県高松市前田東町~徳島県鳴門市
・整備距離 51.8km
・総事業費 680億円
・事業主体 西日本高速道路株式会社
平成24年3月5日 衆議院予算委員会(分科会)で前田大臣に早期整備を要請
【参考】3月6日の当ブログ過去記事
http://ameblo.jp/tamakiyuichiro/entry-11184652138.html
平成24年3月29日 吉田国土交通副大臣に、香川県副知事らと陳情