中央区東日本橋2-9-4
今日も昨日に続き東日本橋でランチ。お邪魔したのは「麺画廊 英(はなぶさ)」というラーメン屋さん。昨日、ランチ難民になりかけたときにお邪魔しようかと考えたのだが、店の場所が疎覚えだったので確認して訪れることにした。場所は以前「天雷軒 東日本橋本店」のあったところ。中央区立日本橋中学校の脇の通りをまっすぐ北上した薬研堀不動院の斜め向かい辺りに店はある。
店主は「天雷軒 東日本橋本店」でも店を任されていた手塚良太クン。「天雷軒」が閉店したのが2012年7月だから、ほぼ2年半ぶりに彼の作るラーメンが食べられる。この店がオープンしたとき(2014年4月)にTV等に盛んに取り上げられていたので、少し落ち着いてから行こうと思っていたら大分時間が経ってしまった。
メニューは①和出汁醤油のラーメン”和(なごみ)”、②鶏白湯のラーメン”光(ひかる)”、③焦がしニンニク鶏白湯のラーメン”至(いたる)”、④冬季限定の豆乳味噌麺”聖(ひじり)”、というラインナップ。おススメは何か聞くと他店と違うのは”和”だと言う。出汁にカツオ節と昆布を使用しているのだそうだ。本来ならば利尻昆布を使用するそうだが、よいものがなかったので今は羅臼昆布を使用しているとか。
店内はカウンターに6席、4人掛けテーブルが1卓という10人で満席となってしまうほどの小さな店。ほとんど「天雷軒」のままで変わった様子はない。麺画廊といってもレプリカの絵が数点壁に掛かっている程度。この店の作品は何といっても絵のように美しく、しかも美味しい手塚クンの作るラーメンだ。
メニューの中に店名の由来など手塚クンの気持ちが忍ばせてあった。
これが私のオーダーした和出汁醤油のラーメン”和”。味玉を付け肉増量で950円。
肉は鹿児島産銘柄豚を特製のタレで煮込んだものと美桜鶏の胸肉を蒸したものの2種類がトッピングされている。味玉も丁度いい感じ。白ネギ、青ネギ、水菜のシャキシャキ感がとてもよい歯応え。そして綺麗に澄んだスープがとても美味しい。白ゴマにほんの少しピリッと感じる唐辛子もいいね。
麺を食べ終えるくらいのタイミングで〆のお茶漬け(150円)用のライスが供された。薬味は本わさび、焼き海苔、白ゴマ。
カツオ節と昆布の出汁が利いたラーメンのスープをライスにタップリと掛けて戴く。
私はラーメンをそれほど食べるほうではないが、手塚クンの作るラーメンは実に旨いと思う。他のメニューも是非試してみたい。
ここ(東日本橋)までくるとスカイツリーがとても大きく見える。