日本ではあまり知られていないが、中国は昔から秘密結社が盛んな国。

世界中にはびこるチャイニーズマフィアも、秘密結社を由来とするものがほとんどである。

中国の父とも呼ばれる孫文は、革命を起こす際に、もっぱら秘密結社に頼っていた。

紅幇、青幇、天地会などとつながりを持って、彼らの力で中国革命を起こしたのだった。

一説によると、孫文はフリーメーソンにも加入していたといわれる。

フリーメーソンが中国に入り込んだのはアヘン戦争から。

麻薬を清に密輸出して利益を上げていたイギリスに対し、清が麻薬の取り締まりを強化したところ、イギリスが逆ギレして1840年に始まった戦争である。

中国は負けて、香港島をとられるが、この香港と、条約で開港させられた上海に次々とフリーメーソンが進出してきたのである。

今も香港ドルを発券している香港上海銀行を設立したのは、フリーメーソン幹部のサッスーン家のひとり。

彼はユダヤ人でロスチャイルドの一族でもある。

上海を拠点にして、グラバーが代理人を務めていたことでも知られる商社ジャーディン・マセソン社もまたユダヤ系、ロスチャイルド系の企業。


第二次世界大戦が終わり、中国を支配することになった共産党は、すべての地下組織、秘密結社を禁止した。

秘密結社を組む者は中国から逃げ出し、香港や台湾、そして世界中のチャイナタウンへ。

しかしそうした状況下でも、フリーメーソンだけは存在を許されてきた。

外国の組織だからという建前であるが、実は共産党もフリーメーソンと深いつながりがあったからである。

(発行者注・これは要するにユダヤの両建て戦術ですね。民主主義も共産主義もユダヤが作ったもの。うまいこと言って、他の秘密結社を中国から追い出したというわけです)

第一次世界大戦後の復興時に、人手が足りないヨーロッパに中国から大勢の若者が渡っていったが、その時その若者たちの間で共産主義が広まり、共産主義青年団が結成される。

その中に、周恩来、鄧小平らが入っていた。この二人は言わずと知れたフリーメーソン。

そして中国に帰ると順調に出世、フリーメーソンの思惑通りに共産党を動かすようになる。

中国は共産主義の国でありながら、資本主義そのものを導入しようとしたのは周恩来、鄧小平であるが、その裏には、実はこういう事情があったのである。

フリーメーソンは中国を発展させる気はなく、ただ安い労働力、巨大な市場を目当てに資本主義を導入させたのであった。

ただ計算外だったのが、そのとき一緒にある組織が中国に入ったことである。

それは外国に逃げていたある秘密組織である。

共産党に弾圧されて海外へ逃げ、その地で力を蓄えていた秘密結社が、ふたたび中国に戻ってきたのである。

そして密かにメンバーを増やし、共産党の中にももぐり込んで、中国で大きな力を持つようになった。

フリーメーソンは中国で大きな力を持っていたのに、いつのまにか自由にできない国になっていたのである。

この結社は世界中に広いネットワークを持ち、金も情報も豊富に持って、その力で中国を強い国へと育て上げたのであった。


今、この中国の秘密結社の力が日本にも及んできている。その秘密結社の名が表に出てくる頃、すでに中国は戦争をしているでしょう。


昔のユダヤ・フリーメーソンとまったく同じパターンで成長した、その外国に強い中国の秘密結社がフリーメーソンを凌駕するようになってきたというわけです。

フリーメーソンと同じ経緯を経て進化した秘密結社ですから、やっぱり堂々と対抗できるのでしょう。

すると戦争を起こさせるテクニックも同じ?