倒産したメーカーとそこのオーディオ機器を売るオーディオ屋 | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

この情報らからはオーディオメーカーのCECは倒産したと報じられている。 
http://n-seikei.jp/2017/02/post-42473.html 

他方で、このトヨタ系生協の子会社の真空管アンプらキット屋は今になってここのCDプレーヤーを持ち上げて売ろうとしている。 
 
http://tubeaudio.exblog.jp/26706178/

倒産したメーカーの品を今売る・・・・ 

憶測だが、倒産したら在庫は通常破産管財人によって格安で処分される。 

俗に言う「バッタ品」というものとして倒産商品買い取り専門屋経由で裏流通される。

土地建物らも倒産した所は縁起悪いと半値以下になるのが通例と聞く。 

格安入手の品を一気に仕入れて、高く売り抜けようとしているのではないか? 

だいたい倒産した会社の品の今後のメンテナンスはどうするつもりか説明もないようだ。

こちらの店主 ロシア6C33C真空管のPPアンプ SV-63というのがFUSEが切れたら値の大きなFUSEを送ってきて、FUSEは切れないが、出力トランスから発煙した話は別に書いたことがある。 

その他300BシングルアンプのSV-501というの。 
確か固定バイアス回路だったか、可変抵抗を回してバイアス調整するようになっていた。

それはいいとして、そのバイアス調整の可変抵抗が自分なら接触不良が出にくい巻き線ポテンショメータ類にするところ、小さな半固定抵抗のようなカーボン可変抵抗だったから、使っているうちにバイアス不安定に・・・ 

ハムバランサーも例えばオーディオ専科あたりならホーローに巻かれた巻き線可変抵抗を使うところ、ここは小さなカーボン可変抵抗(無印 半固定抵抗に毛が生えた程度の)でケチっているように見えた。 

ここに設計開発できる技術者はいなかったような・・・店主も技術には明るくなかった。 

こんなメカトロニクスの塊のようなCDプレーヤー それも倒産したメーカーのを売りさばいて今後のアフタサービスはどうするつもりなのだろう。 

相変わらずの商売をしているように見えた。 


一方のCECブランドの会社。会社沿革から想像されるのは、借金が返せなくなると、事業を別会社に移しては、本体を倒産させて借金を返さないで済む手法を繰り返しているように見えますね。
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屋号と本店場所は年月とともに信用の要となるものを次々変更することはまずない。

しかもCEC(株)を2,000年に社名変更までは何とか理解できても、その中のサービスと販売を(有)エステックに「移管」とは普通言わない。

営業譲渡とか、吸収合併とかだろう。だいたい製造はどこで行っているのだろうか。

このように社名も場所も県をまたいで越境して次々変えていくと、倒産前科が表になりにくいともされますね。

所在地をググるとおよそ工場とも会社事務所とも思えない奇妙な建物が出てくる。

いずれの会社ともども、どん底とされるオーディオ業界におけるきな臭い 焦げ臭い話という次第です。