スーパー堤防中止を 橋下知事、国に申し入れ方針
治水対策の一環で、府内の淀川と大和川で進められているスーパー堤防事業について、橋下徹知事は28日の府議会で、現在整備中の区間が終わり次第、国に中止を申し入れていく方針を示した。
市街地側に盛り土をして堤防の幅を150-300メートル広げ、台地状にする事業。決壊の心配がない半面、完成までに膨大な事業費や時間がかかる。
国直轄河川事業で、府の負担金は費用の3分の1。1988年度の事業着手以来、2009年度までに約750億円の負担してきたが、完成しているのはごく一部にすぎず、淀川では89・2キロの計画のうち4・9キロ(実施率5%)、大和川では43・6キロのうち2・6キロ(同6%)にとどまっている。
橋下知事は、このままのペースだと完成するのは淀川で約380年後、大和川で約400年後と説明。阪神高速大和川線や淀川左岸線と一体整備中の区間は「やらざるを得ない」ものの、ほかは「国に中止を申し入れていく」と強調した。
府の担当者によると、治水能力の向上に向け、通常の堤防補強などを国に求めていくことになるという。
スーパー堤防については前原誠司前国土交通相が「抜本的な見直し」に言及していた。
以上大阪日日新聞より引用
はじめ、記事の見出しを見たとき・・腰抜かしかけた・・。
ぇっ・・・と思ったが・・・
大和川はあまり関係ないみたい・・・。
けど・・・大和川のスーパー堤防は・・いろいろと問題あるのも事実・・。
初めて、スーパー堤防の話を聞いたときに・・事業完成は、いつになるかわかりません・・。
20年先か30年先かというのを聞いた覚えがある・・。
さらに用地回収もしないのだから・・それは大変なことに・・・さらに補償問題も複雑・・。
よほどでない限り・・・無理でしょうと言う感覚だったのだが・・・。
いや~・・本当についていない・・・堺市の大和川線室・・・
マジ同情しちゃう・・・。
ということで調べてみた・・。
都会だからできるんじゃないのかなと・・言うよりも・・江戸川区の地理特性が大きいのかもと・・
さらにスーパー堤防というよりも・・街づくりというよりも・・・都会での再開発という感覚・・。
まぁ・・たまたま検索で引っかかったのだが・・よく見れば共産党・・。
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★スーパー堤防は事業目的の破綻を前提にしている ~利根川スーパー堤防、完成まで1000年なんて~ ●「完成まで1000年なんて」・・・朝日新聞1998年12月15日から。 200年に一度の洪水を想定した従来の河川堤防を、さらに肉厚にするこの事業は、利根川の場合「完成まで1000年」という気の長い話。「景気対策の名のもとに、事業のための事業では」との指摘もあると報じています。「部分的に堤防が部厚くなったって、どうなるものでもない。国のやることはようわからん。」利根川スーパー堤防近くの農民の声を紹介しています。国土交通省の水害統計(九六年度)では、家屋に被害を与えている破提は1%もないと、効果についても否定的に報道しています。実際、両岸すべてが完成しなければ治水効果はなく、現在の事業状況のようにポツリポツリと点のような工事を莫大な税金をかけて行う必要性は本当にあるのでしょうか。新聞記事では、公共事業政策の専門家が、「結局、建設省が既得権を守るためにやっ ているとしか思えない」と述べています。 (朝日新聞に掲載された利根川のスーパー堤防の写真。田畑の方に突き出て肉厚に なっている。 |
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という意見もあるようで・・少し調べてみると・・。
本当だ・・・河川全部が・・分厚くなっているわけではなかった・・。
何だという感覚・・・実態を知らないとこういうことになるのかなと・・ふとと思ってしまった・・。
さらに共産党の分から・・
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★本当に「治水事業」といえるのか? |
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●荒川スーパー堤防事業は、2006年以降の計画のめどはない 治水対策とためといいながら、総事業計画さえ示すことができないのが現状です。荒川で過去に事業化できた地域はほとんどが公共用地で、民間はほとんど ありません。平成18年度以降の事業のめどさえたっていないのが現状です。荒川の両岸(160キロ)をスーパー堤防化するには、土地所有者に移転してもら わなければなりません。順調に事業化しても400年はかかる計算になります。上流を含めて両岸全て完成しなければ治水効果は全くありません。本当に超過洪 水対策というなら、短期間で可能な技術があるはずです。現在、国民が期待している治水対策は、危険な中小河川対策です。荒川でも、スーパー堤防のための過 大な予算が、上流支流の危険箇所への対策を遅らせる原因となっています。 ★誰のための事業なのか? 荒川スーパー堤防事業は、荒川下流の事業費の半分以上も占めています。98年 度までに10ヶ所のスーパー堤防事業が「着手」されました。点のような工事地域を つなげても総延長は約9.3kmで、事業費は1173億円となります。1メートル 当りの費用は移転補償など不確定要素があるため一様ではなく、1メートル当り52 67万円かかるところもあります。現段階での1メートル当りの単価は約2000万 円から3000万円になると予想されます。そうすると、荒川スーパー堤防事業には、 1兆円~1兆7000億円という莫大な事業費になります。なぜ、こんなにお金がか かるのか、その一つにスーパー堤防をつくるための盛土は、端部に擁壁を必要とする ため、たとえば1億円の堤防本体をつくるために、約16億円必要となるからです。 盛土が高くなると経費が増すことになります。 土地所有者の移転補償費は、工場の移転費用を補償してもらって、堤防整備中 の仮工場の建設をしてもらう、工事中の借地料、堤防完成後にもとの新しい工場を建ててもらう」など、いたれりつくせりです。板橋区の場合は、リサイクル施 設の移転費が補償されました。「スーパー堤防」用の盛土のうえに不要不急の新たなハコモノ建設とつながっていったのです。 |
ふんふん・・・橋下知事が言うのも理解できるというものである・。
2010.02.09 「スーパー堤防」事業を中止せよ というのも面白い・・。
けど・・・現実的には利根川では農地であったり・・江戸川区では・・ほとんどが道路などであったりと・・
まぁ・・。阪神高速が・・大和川線を作ることで買収して・・できることになったのであるが・・。
民有地も裾野では少なくなく・・大変な事業になってしまっている・・。
まぁ・・。街づくりということで・・いろんな施策が堺市でも繰り広げられることになるのであるが・・。
まぁ・・いろいろと大変なことである・・。
ということで・・少しスーパー堤防に関してのお勉強ということをせっかくだったので・・・。