男女平等を考えるフォーラムに苦情 参加費が男性4200円、女性3600円 「レストランの料金設定」と弁明

http://www.watch2chan.com/archives/46002840.html

 

ま、本邦にいう「男女平等」とは、「男(のうち最も優位にある者)と女(のうち最も劣位にある者)が平等であること」の意だからねえ・・・

 

割と重要かなと思ったのが以下の部分(下線は俺による)。

 

女性と男性が合理的な理由なく異なる扱いを受けている印象を持たれないよう、 全職員が常に問題意識と緊張感をもって業務に取り組むよう努めるべきだ」

男女差が生じたのはやむを得ない面があったが、あえて説明を省いたのは配慮が 不足している

 

つまり料金設定が違う合理的な理由を記載すべしってことね。

これね、男女逆の場合は、これでもかというほど記載されるんですわ。

即ち、世にも珍しい、女性の方が高いパターンの場合ね。そんなのあるんかいなって感じだが、稀にあるんです。

 

何かっつったら、まあ保険ですよね。

 

第1には、個人年金保険であって、受取が終身年金の場合だ。

 

終身年金というのは、所定の年齢(60歳等)に達すると給付が始まり、その後生きてる限り給付が続くタイプの受け取り方だ。

つまり、同じだけ保険料を払い込んで、長生きするほど沢山受け取れる・・・ということは?そう、一般には女性が長生きなので、女性の方が払い込むべき保険料が高く設定されるのだ。

 

第2には、がん保険だね。

女性の場合、子宮頸がん等の「女性特有」とされるがんが保障されているので、その分若干だが保険料が高い。

 

というようなことは、必ず書いてあるんですね。

 

多分それを書かないと、男女別の保険料表だけ見て、え~何で女性が高いの!差別やん!ってクレームをつけるオバサンが大量発生してコールセンターがマヒしてしまうからなんだろうね。

ことほど左様に、女性のお気持ちには念入りに注意が払われているのだ。

 

だから今回の件は、男性の気持ちは一顧だにしなくてよい、という鳥取県職員の隙が刺されたケースだったのでせう。

 

 

で、だ。

県職員の説明によると、これはレストランの料金の差を反映したものであり、その料金が何故違うかといったら、ビュッフェ形式だからだというんだよね。ビュッフェ形式では、一般に男性の方が沢山食うであろうから料金に差があるらしい。

 

へえそうなんだ~、多分それ聞くと、殆どの人が納得すると思うんだよね。女に限れば100%じゃないかな。

女は、自分が有利な差別には何も言わないので、何であろうと理由が付くならそれに飛びつく。

 

この場合、「物を食う」という「給付」を受け取る量に差があるのだから、料金に差があって当然でしょ?

女はそう言うだろうし、これまで実際に言ってきたよね。うむ、凄く正論だね。俺も同意するよ。

 

でもねでもね~、世の中、給付に差があるのに料金は平等にされちゃってるものもあるんだよ~。しかも公的なものでね。

そうだよ国民年金だよ!

 

国民年金保険料は、年度によって変動するものの、男女の別は無い。

今年度であれば、一律16,340円だ。

http://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo-hensen/20150331.html

 

そして、老齢基礎年金として受け取るときは、納付済期間によって変わってくるが、20歳から60歳までの480か月間を完納すれば、いわゆる「満額支給」が受けられる。

その金額は、今年度であれば一律779,300円(年間)だ。

 

支払う保険料が同じで、受け取る年金も同じなのに、何が問題か?

さっきの個人年金保険(終身年金)の話を思い出してくれ。

 

国民年金の老齢基礎年金も、終身年金なんだよ。つまり、原則65歳から支給が始まり、その後生きてる限り支給される

ということは、同じ保険料、同じ年額だったら、長生きの女性の方が圧倒的に得ということじゃねーかよ!

 

今の平均余命のデータがこちら。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life16/dl/life16-02.pdf

 

事案に即して、65歳時点での平均余命を見てみよう。

男:19.55年 女24.38年

 

となっている。ということは、年金の給付額もこれに比例した差があるということだよ。

即ち、

男が受け取れる期待値は779,300円×19.55年=15,235,315円

女が受け取れる期待値は779,300円×24.38年=18,999,334円

 

実に、ほぼ1.25倍もの差があるんだよ。


どう思います奥さん?これって不公平なんじゃないですかね~。

さっきのビュッフェ論理を援用するのなら、給付に差があるんだったら料金に差をつけるべきなんじゃないですかね~。

これ男女逆だったら確実に暴動が起きてると思いますよ。

 

ちなみに、更に細かい話をいうと、年金を受け取るには、先ずは65歳(繰り上げ受給を考慮しても60歳)まで兎にも角にも生きないと話にならないわけで、そこに至るまでに死んでしまうと、払い込んだ保険料は完全に無駄になる。

逆に言えば、60までに死ぬ人が多いほど、年金財源としては債務が消滅して健全化することになる。

 

ここで年齢階級別死亡率を見てみよう。

下記の9ページだ。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai15/dl/gaikyou27.pdf

死亡数と死亡率が記載されており、80以上の死亡数では男が少ないが、これは、そもそもそのトシまで生き残ってる男が少数だからだろう。

それ以外は全世代で死亡数、死亡率とも男が圧倒しており、20~60の保険料払い込み世代では、死亡率性比が常に160%超えだ。

 

ということは、男の場合、

①65になって年金を受け取れるようになった後すぐ死ぬ

②保険料だけ払って60になる前に死ぬ

のダブルパンチで年金財源を「健全化」させている、といえる。

 

これで女と同じ保険料、年金額なんて重大な差別だと思うよ、マジで。

要は、男は強制的に「女に奢らされてる」のであり、まさに「男は女に殺されているようなもの」の名言通りだ。

もし年金財源を男と女で完全分離したとしたら、ヘタしたら男は保険料半分に、女は倍ぐらいになるんじゃないですかね。そういや未納も女の方が多かったりするんじゃねえの?

 

今回は、話が長くならないように国民年金の話だけにしたが、厚生年金にしたってそうだよ。

終身年金にもかかわらず保険料率は同じなわけだ。

また、年金の話に限らず、ありとあらゆる手で男は女から収奪されているだろう。

女性占領車両だってそうだよ。男は一部車両が事実上使えず、「給付」に差があるのに料金は同じだけとられている。

 

ビュッフェ料金が違うのを全肯定する女様よ!これにどう答えるんだよ!

女だけの国に住みた~い、だの、MeToo、だの喧しい女様よ!そこまで言うなら男に「奢られずに」生きてやるって気概は無いのかよ!何とか言ってみろよ!

 

は~、車両も年金も、何でも完全男女別にしてくれんかねえ。

女もさあ、マジで女だけの国作ってそっちに亡命してくれんかね。勿論男の手は一切借りずに。

もうさあ、自分の家族でもなんでもない、単に女というだけの他人を養わされるの、ウンザリなのよ。

 

私が色々言ってるように見えるけど、これ、女から始めたことだからね。

土俵に上がれないのをはじめとして、どんな小さなことでも女性差別を訴えてきた。なら、男だってちゃんと勘定するようになるさ。重い荷物を持つサービスも有料になるんじゃね?

また、今の女の意識としては、「男というだけで立ててもらえると思ったら大間違い。自分が認めた彼ピ・旦那君だけが大事なのであって、その他の男は痴漢扱い~♡」だよね?なら、男だって自分の家族でもない女は一切守りたくねえ、となるに決まってる。守りたくねえのに守らされてるけどね・・・

 

私が思うに、将棋以外の世界でも、将棋と同じ状態なんだと思うね。

 

つまり、「棋士」には男女の差別なくなれるチャンスがある。でも、それになれた女はこれまで一人もいない。

そこで「女流棋士」ができた。これって、男なら「棋士」になれなければ辞めるしかないが、女なら「棋士」になれなくても「女流棋士」にさえなれれば生きていけるってこと、即ち女の特権なんだよね。

それにもかかわらず、「女流棋士」の立場が「棋士」より軽んじられていると、「女流棋士」が「棋士」である男に文句を言いまくってきた。そこで「棋士」は、じゃあ「棋士」から独立して自分達だけで運営してみたらどうか、と言った。しかしそれは実現されていない。何故なら「女流棋士」たち自身が、「棋士」の庇護のもと生きていくのが得策だと判断してるから、なのであろう。

 

結局、自ら男から「奢られる」ことを辞さない限り、何を言っても所詮女という評価しかできないわ。

 

でも将棋の場合は誰の目から見ても明らかな形で勝負が付くが、その他の社会はそうではない。

ありとあらゆる盤外戦術が許されるし、何をもって勝敗が決するかすら定かではない。だから「これからは女性の時代!」と言えば、そう言った瞬間に女性も「棋士」相当になることができてしまう。

 

それが今の社会の不幸だね。