巨人の星(雄飛編)第92話「折り合わぬ契約②-2」飛雄馬の悲しみ付 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

契約更改の日、最初は気持ちよく一発サインと
決めていた飛雄馬だったが

 

代表からオズマの日本球界入りの噂を聞かされ
突如態度を一変、年俸の倍額を要求して保留

 

その後何度も交渉にのぞむが、当然全て決裂

 

そんな中呑気にクリスマスパーティーを企画する
飛雄馬に、ついに伴もブチギレしてしまう

 


時刻は、24日の午後6時
『そろそろみんな集まる頃だな・・・・早く帰ろう』

 


しかしその頃花形は

 


別のクリスマスパーティーに呼ばれていた
「ハハハハ、星がクリスマスパーティーだってよゲラゲラ
「あいつ倍額要求してから頭おかしくなったなニヒヒ

参加者は次々と飛雄馬の陰口

 


「ところで花形、お前星のパーティーには行かないのか?」
と聞かれると
「ふんっ、なんで僕がケーキ喰うためだけに
クソ巨人の寮に行かないといけないんだ、バカバカしい
むかっ

 


「僕は野球以外の星に興味ないし、あいつとパーティーなんて
ヘドが出そうだゲロー

思いっきり言っちゃう後の義兄だった

 


一方左門も・・・・

 


「なああんちゃん、そういえば星飛雄馬から
パーチーの招待状来てたばってん、行かんでもよかか?」

 


「よかよか、お前たちの方が先約じゃったし
こっちの方が楽しかよウインク

 


「やったー、星カスのパーチーなんてクソだもんなぁうんち
誰が行くもんかーあははははははニヤリ

 


『星君っ、わしは君に借りがあるばってん
鬼になっちょる事ば、知らんですかメラメラ
どうも大リーグボール1号で弟妹たちの前で
恥をかかされた事を根に持ってるらしい

 


当然飛雄馬の元には誰も来ない。。。笑い泣き

 


そしてやっぱり牧場は招待してないし・・・・

 


飛雄馬ひとりぼっちショボーン

 


ここから巨人の星史上伝説の悲劇がスタートします

 


飛雄馬、4時間も待ってるのか・・・

 


と、その時誰かの気配が

 


しかしドアの外に立ってたのは寮の先輩
って言うか、この人ら呼べよ・・・・
それともこの人らにも断られたかあせる

 


この先輩はただ飛雄馬に届けられたハガキを
持ってきただけだった

 


一通は左門からだ
『星君、わしがパーティーに参加する時は
大リーグボールば打ち崩してからですたい』

 


『なんだよ・・・じゃあ永久に参加できない

じゃん・・えー

 


もう一通は花形からだった
『メリークリスマス!こんな言葉はいらない!
僕たちにあるのは勝負という言葉のみだ真顔

 


「・・・・・・・・・・・・汗

 


飛雄馬、左門花形の名前の札を次々と回収して
グシャグシャにする

 


明子ねーちゃんの札も回収しようとするが・・・

 


コンコングー
誰かがドアをノック

 


「ね・・・姉ちゃん!
そうだ、きっとそうに違いない笑い泣き

 


「姉ちゃん遅かったじゃないか、ずっと待ってたんだぜ」

 


しかし立っていたのは電報局のおっさんだった。。。

 


ザンネンユケヌ アキコ

 


ついに最後の希望も打ち崩された飛雄馬えーん

 


『あのクソ親父だ!あいつが来るのを邪魔したに
違いないっっっムカムカムカムカ

 


グシャッ

 


「クソッ、結局誰も来なかったっっっ。。。えーん

 


だが妄想のオズマは参加www
『ヒューマ・ホシ、誰も来ない・・・そんなのは
当たり前だ』

 


『ロボットのやるクソ面白くもないパーティーに
来る人間はいない
ニヒヒ
そして呼んだやつらもみんなそれを知ってるから
こないのだ』

 


「だっ・・・黙れっ・・・オズマ・・・ムキーむかっ

 


『クリスマスパーティーは人間がやるものだ
俺たちロボットにはそんなもの必要ない
グラサン

 


『しかしなんならロボット同士、俺が参加して
やってもいいぜ
メリークリスマス、ヒューマ・ホシ
ガハハハハハハハハハ
ゲラゲラ

 


「うっ・・・うるさい
誰がお前なんかと・・・・・・・・・・・ムキームカムカムカムカ

 


「チクショォォォォォォォーーーームカムカムカムカ
ガッシャーンドンッ

 


『ガハハハハハハハハ、野球ロボット
ヒューマ・ホシに乾杯だ、ハハハハハハ
ニヒヒ
「うるさいうるさいうるさうるさい
帰れオズマ帰れオズマ帰れオズマ
むかっむかっむかっむかっ
飛雄馬用意したパーティーの物を次々破壊する

 


この間オズマの高笑いがずっと続く
切なさと狂気が一体化して、見てる方が
気が狂いそうになるのである叫び

 


「貴様なんかとパーティーするくらいなら
死んだ方がマシだぜーーーーっプンプンプンプンプンプンプンプン

 


もはや閲覧注意な領域に。。。。

 


飛雄馬の大暴れは続く

 


あーあ、窓ガラス割っちゃったよ、、、、
ここ寮だぞ
後で理由聞かれたらどーすんだ。。。。汗

 


「ち・・・チクショー・・・オズマ氏ねっ。。。えーん
まあ近いうちにそうなりますけど・・・・

 


「貴様が・・・・貴様がもし日本に来たら・・・汗

 


「日本から叩きだしてやるぅぅぅぅぅぅぅえーんむかっ

 


「オズマ氏ねオズマ氏ねオズマ氏ねオズマ氏ね
オズマ氏ねオズマ氏ね、氏ねじゃなく死ねっ
ドクロ

 


「俺は・・・・俺は人間なんだぁぁぁぁえーん
ロボットじゃないっっっっっえーんあせる

 


「チクショーーーーーーーーーーー
みんな死ねばいいんだぁぁぁぁぁ笑い泣きムカムカあせる

 


その様子を外から見ている男がひとり

 


『星よ・・・お前が金が欲しくて保留してるわけでも
大リーグボール無双に自惚れてるわけでも
狂ったわけでもないのは、わしゃわかっとるぞい・・・』

 


「しかしなんで急におかしくなったのか、それがわしには
わからんのじゃ~えーん
なんでわしに相談してくれんっっっ、星よぉぉぉあせる

 


さすがの伴も飛雄馬がオズマの幻に悩まされてる事は
知らなかった
知ってもどうしようもないのだが・・・・汗

巨人の星(雄飛編)第93話「新しい年のはじまり」
につづく