こんばんは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

先日、本会議散会後に『千葉県議会フリースクール等教育機会確保議員連盟』の勉強会が開かれまして、千葉県フリースクール等ネットワークより要望が提出され、受け取りました。

 

 

【すぐに取り組んでほしい4項目】

①普通教育機会確保法に基づいた「多様な教育機会の確保に関する千葉県条例(例)」の制定(来年度条例成立を目指し具体的検討やフリースクール等の関係機関へのヒアリングを進めてほしい)

 

②千葉県として国が行っている「学校以外の場における教育機会確保等に関する調査研究事業」を使い「民間団体等と連携」「経済的支援」の2点を調査研究、並びにモデルケースとして実施してほしい。

 

③「普通教育機会確保法」並びに、平成28年「不登校児童生徒への支援の在り方について」等の文科省通知と合わせ、千葉県教育委員会の不登校施策における「学校復帰が前提・目的」「不登校対策」などの文言を変更・削除してほしい。

特に

・学校復帰→社会的自立

・不登校対策→不登校支援

子どもが傷つかないように配慮してもらいたい。

 

④千葉県として一元的な学校復帰を目指さない、社会的自立に向けたフリースクールを設置してほしい。

・具体的には千葉県子どもと親のサポートセンターを設置し、プログラムやスタッフは現在フリースクールを運営している団体へ委託してほしい。

 

【検討をはじめてほしい3項目】

①普通教育確保法6条に基づき財政支援の在り方を検討してほしい。

②千葉県教育委員会が主催する協議会設置

③不登校児童生徒が進学等をする際に不利にならないような受験制度を作ってほしい。

 

 

今回、多くのメディアが駆けつけました。

不登校児童生徒に関する社会的関心の高まりと、時代とともに内容が複雑・多様化していっている現状にしっかりと我々も目を向けて、理解を深めて、子供たちの社会的自立を第一に考えた適切な政策を講じていけるようにしていかなくてはなりません。