『仮面ライダーゼロワン』ソフビの仮面ライダーゼロツーを針金素体で可動フィギュアに!お手軽・簡単にできるやり方で初チャレンジしてみた!!

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ヒーロー玩具定番中の定番であるソフビ人形。新たなキャラクターが番組に登場してから間を置かずに発売されることが多く、お手頃価格でお求めやすいことから、チビっ子を中心に根強い人気を誇るアイテムです。造形もよくできており、ソフビ独特の味に魅入られる大人も少なくないのは、ホビーファンの皆さんならご存知ではないでしょうか。今回は、そんなソフビ人形を可動フィギュアへと変身させるちょっとしたDIYに、メーカー保証外の自己責任としてチャレンジ。初めてでも簡単に取り組めた工程を写真とともにご紹介していきます!

※本記事では、製品を分解しての改造を行っているため、メーカー保証外となります。ご注意ください。

 

 

このたび使用するのは、クライマックスを迎えている『仮面ライダーゼロワン』から仮面ライダーゼロツーのソフビ。まさか或人があんなことになるとは予想外でしたが、きっとまたこのヒロイックなライダーに変身してくれると信じて作業していきます。まずは軽く全体をチェック。アーマーの造形もお見事で、シボ加工のような風合いになっている特徴的なスーツの素材感もしっかりと表現されていることが分かります。

 

それでは、必要な材料をご紹介していきます。ソフビの可動フィギュア化には様々なやり方がありますので、あくまで筆者が今回やってみた方法ということにはなりますが、用意したのは針金・ビニールテープ・スポンジシートの3点。作業中の写真をお見せする関係上、視認性を高めるために針金とビニールテープは2色使用しましたが、本来は1色でOKです。可動化したいキャラクターのスーツの色に合ったビニールテープを用意しましょう。

 

前置きも一通り済んだところで、いざソフビをカットしていきます。まずは腰と肩の可動部を分解。非常に固くなっているので、事前にお湯につけたり、ドライヤーの温風を当てたりして温めると外しやすくなります。

 

ソフビのカットはハサミやカッターでも可能ですが、作業のしやすいデザインナイフがオススメです。首や肘、膝など可動させたい部分を決め、パーツを分割するように刃を入れていきます。カットする際は一気に力を入れて刃を進めようとせず、少しずつゆっくり怪我をしないようお気をつけください!

 

この時点で各パーツ断面の内側を削いでおき、広くしておくと後の作業が楽になります。

 

今回は全16パーツに分割。手首は可動させず、ゼロツーのキャラクターラインである真っ赤なグローブの印象の良さを活かす方向で進めることにしました。これで第一段階は終了です。

 

続いて、ソフビの中に仕込む素体を作っていきます。まずは針金を60センチほど取り、ねじり合わせた状態にしたものを2本用意。パーツとフィッティングしつつ、腕と足の長さ、胴体の位置などのイメージを掴んでおきます。

 

それぞれの位置が決まったら余分な針金をカット。胴の長さに合わせて切ったスポンジシートを巻き、ビニールテープで固定します。この時、スポンジシートを巻いた厚さは胴体パーツの内に収まる程度にしておきましょう。

 

スポンジシートの厚さが決まったら、同じようにベルト・下半身パーツの長さに合わせてカットしたシートを巻き、ビニールテープで固定します。その上から、スーツの色に合うビニールテープでまとめるように巻いていきます。

 

同じ要領で太ももに当たる部分にもスポンジシートを巻き、針金が見えなくなるようさらにビニールテープを巻いていきます。ここまでできたら、頭部に仕込む用の針金を8センチほど取り、素体を巻き込むようにより合わせます。頭部を安定させるために針金の先端にはスポンジシートを巻き、こちらも同じ要領でビニールテープを巻いていきます。これで可動する針金素体の完成です!

 

後は、切り取ったソフビの各パーツを装着させるだけ。肩アーマーは内側からテープで固定しています。最初は針金の長さやスポンジシートの厚さの調整に少し時間がかかるかも知れませんが、一度感覚を掴めばそれほど手間取らず素体を作れるようになるのではないでしょうか。

 

素体を仕込む関係上、等身がグッと上がりスタイリッシュに。今回で言うなら、スーツアクターを務める縄田雄哉さんのプロポーションにより近づいたような印象がありますね。

 

内部は針金なので可動の自由度が高く、パーツの形状に捕われない直感的なポージングが可能となります。必殺技のゼロツービッグバンもご覧の通り。今回は関節にあわせてソフビをカットしただけですが、細部のブラッシュアップを施せば、まだまだフィギュアとしての見栄えも良くなりそうなポテンシャルの高さを感じました。お気に入りのヒーローや最新キャラクターの可動フィギュアがいち早く欲しい、という方はぜひお試しあれ!

(C) 2019 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

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