#夢のオールスター あなたのオーダー、ツイートで選手サイングッズもらえる

マイナビオールスターゲーム2019の「♯夢のオールスター」オーダーを披露した高橋由伸さん
マイナビオールスターゲーム2019の「♯夢のオールスター」オーダーを披露した高橋由伸さん
 
 

 あなたの夢のオーダーをツイートしよう。NPBでは12、13日に開催されるプロ野球「マイナビオールスターゲーム2019」において「#夢のオールスター」キャンペーンをTwitter上で実施している。特設サイト(https://dreamallstar.com)または、NPB公式アカウント(@npb)のツイートから、自分だけの夢のオーダーを専用フォームで作成し、投稿すると、抽選で選手サイン入りオールスターグッズがもらえる。今回、スポーツ報知ではそのキャンペーン実施を記念し、本紙野球評論家の高橋由伸さん(44)に今年の夢のオーダーを選んでもらい、注目選手、見どころについて語ってもらった。

 オールスターは選ばれた選手しか出られない、まさに夢の舞台である。実力のある選手はもちろん、その年の旬な人にスポットが当たり、私が子どもの頃は楽しみでしかなかった。プロ野球の“顔”になるための通るべき道で、そこで魅了してこそ、超一流への階段を上れるのだろう。

 そんな観点から、私なりにセ・パ両リーグの球宴選手をポジションごとに選んでみた。

 まずはセ・リーグ。先発は文句なしで巨人・菅野だ。監督だった3年間、けがでの2軍落ちがなく、好不調がある中でも頼もしくローテーションを回ってくれた。まさに、エース中のエースだった。すでに日本の顔であり、外す手はない。中継ぎの中川(巨人)は旬な部門。ここでパ・リーグの強打者相手に攻めて抑えることができれば、もう一つ階段を上がっていけるだろう。山崎(DeNA)は抑えとして安定感抜群。一番必要な要素を持っている。

 ほか、旬な村上(ヤクルト)、高橋(中日)、近本(阪神)には雰囲気を感じる。いずれ侍ジャパンでも中心を担ってほしい選手だ。来年の東京五輪の主力候補である巨人・坂本勇や筒香(DeNA)らは、どんな派手なプレーを見せてくれるか、要求レベルは高い。

 パ・リーグも旬な選手が多い。先発のオリックス・山本は、私と同じ名前の由伸。だからではないが、投げる球は超一級品だ。春季キャンプのブルペンでも見たが、まだ20歳とは思えない迫力があった。ソフトバンクの千賀と迷ったが、旬さで選んだ。ソフトバンク・甲斐野、西武・源田や森、そして日本ハムの大田も魅力的になった。特に泰示の打撃には安定感が出てきた。球宴でどんな派手な一発を放つか。私自身も注目している。

 球宴は他球団選手との交流の場でもある。私は新人だった1998年の思い出が深く、当時オリックスのイチローさんに試合後、ナゴヤドームのベンチ裏に関係者を通じて呼んでいただいた。1、2分だったけど感激だった。プロ2年目の99年も球宴に選ばれた。イチローさんに、今度はご飯に誘っていただき、西武ドームから都内のすし店へ2人きりで行った。緊張しすぎて何を話したか本当に覚えてなくて、後悔しかないんだ。

 旬な若い選手はどんどん、同じポジションの先輩に話しかけ、少しでも吸収して帰ってほしい。それが野球界発展にもつながるし、野球少年も憧れとして追いかけるはず。今年はユニホームを初めて脱いで迎える球宴。また違った角度から見て、楽しみたい。(高橋 由伸)

 ◆勝負「させる」坂本筒香誠也

 両リーグとも1番には出塁率と足が使える打者を置いた。ポイントは2~4番。ストライクゾーンで勝負してもらうためには後ろを打つ打者が大事になり、セ・リーグなら坂本勇の後ろに筒香、その後ろに鈴木がいれば勝負せざるを得なくなる。4番までで点を取り、5番からは旬な選手を入れた。爆発力もあり、はまれば止まらなくなる。打つだけではなく、走ったり、時にバントもできるラインアップが私の理想打線だ。

 ◆「#夢のオールスター」キャンペーン

 特設サイト(https://dreamallstar.com)上で、あなだだけのオールスターチーム(ポジション・打順を選択)を作って、ツイートする。メンバー表の画像を作成する。その画像をツイート。ツイートした人の中から抽選で、Twitter賞を受賞した選手のサイン入りオールスターグッズをプレゼント。7月11日23時59分締め切り。

 ◆Twitter賞

 今年度のオールスターゲームでは、期間中、Twitter上で最も注目され、オールスターゲームに貢献した選手を表彰する「Twitter賞」が新設される(賞金100万円)。オールスターゲームを見ながら、#Twitter賞 をつけて投稿し、Twitter上で出場選手を応援しよう。

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