ASKA、剣道のシニア大会に出場も準々決勝敗退…剣道仲間の渡辺正行は準優勝でねんりんピック東京都代表に

スポーツ報知
第24回シニア健康スポーツフェスティバルTOKYO剣道大会に参加したASKA(左)と渡辺正行

 剣道四段の腕前を持つ歌手のASKA(61)が24日、東京・綾瀬の東京武道館で行われた第24回シニア健康スポーツフェスティバルTOKYO剣道大会の59~64歳の部に参加した。

 20日に行われた北区剣道大会で優勝したASKAは、剣道仲間でタレントの渡辺正行(63)の竹刀を借りて、前回同様本名「宮崎重明」として出場。シードを含めた25人のトーナメント制。ASKAは初戦で胴など連取し勝ち星を上げると、客席にいた多くの女性ファンから歓声が起こった。試合の合間には渡辺と談笑し「いい面でしたね」「素晴らしかった」などとお互いにたたえ合った。ASKAは準々決勝敗退。勝ち進んだ場合に対戦する予定だった渡辺に「頑張ってください」と固い握手で激励した。

 一方、ASKAから熱いエールを受けた渡辺。2回戦では、2度の延長戦で約20分の激闘を制し、その後も善戦を繰り広げ、準優勝に輝いた。試合後に取材に応じ「残念です。もう一つ勝てていれば優勝だったのに。まあ、自分としては満足しています」と汗をぬぐった。

 ASKAとは道場と先生が同じだという。「同じチームで団体戦やったことはあるけど、個人戦で戦ったことはない。今日が(4回戦で対戦予定だったため)絶好のチャンスだったのに…。みんな(報道陣)もそれを撮りに来たんでしょ?」と笑いながら「ASKAさんが出ることことで、ASKAさんファンの肩がたくさんいらっしゃった。剣道をメディアで取り上げてもらえる機会は少ない。ASKAさんも話していましたが、ASKAを通していろんな方に剣道を知ってもらえるのは、いいことですし、うれしいですね」と目を細めた。渡辺は20年に開催される「ねんりんピック」の東京都代表にも選ばれた。

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