1位は「気合の戦士」矢野謙次…巨人軍応援歌総選挙〈OB編〉 現役編も含めて最多得票数の「神曲」

スポーツ報知
矢野の応援歌は今なおG党の熱い支持を集める

 スポーツ報知がSNSと連動した企画「巨人軍応援歌総選挙」の「OB編」の発表です。「スポーツ報知巨人取材班」のツイッターなどで投票を呼びかけたところ、実に6811票の熱い声が集まりました。栄光の第1位に輝いたのは「平成の神曲」として今もなお愛される、矢野謙次(現日本ハム外野守備コーチ兼打撃コーチ補佐)の勇ましいメロディーです! ご投票いただいたみなさま、どうもありがとうございました。

 「昭和の名曲」か「平成の神曲」か―。トップ当選が注目された「OB編」は、20代以下が66%と投票者の大多数が若い世代だったということもあり、近年の愛唱歌が上位を占める結果になった。

 10位はラミレス(現DeNA監督)だ。東京ドームに一体感をもたらす明るい曲調。乃木坂46の生田絵梨花がテレビ東京系「乃木坂工事中」で熱唱し、乃木オタが騒然としたことは語りぐさだ。「盛り上がる名曲。できるなら誰かに流用してほしい」(20代男性・会社員)と復活を求める声も聞かれた。

 9位は06年に打率3割2分3厘、41本塁打、108打点をマークした「ライオンキング」こと李承ヨプだ。「歌詞とリズムが異次元にカッコ良い」(20代男子・学生)と主に男性からの支持を得た。ロッテ、オリックスでもプレーしたスンちゃんだが、3球団の応援歌がいずれも傑作なのも特筆すべき点だろう。

 8位はゲレーロ。プレーした期間こそ昨季までの2年間だが、投票者のほとんどが若いG党だったこともあり、世間一般でも歌い継がれるクロマティの応援歌(13位・661票)を大きく上回り、助っ人最高の投票数を得た。「一度聴くと頭から離れない。つい歌いたくなる」(30代女性・パート)といった賛辞が寄せられた。

 7位は「ガッツ」こと小笠原道大(現日本ハムヘッドコーチ兼打撃コーチ)。「『放て君よ今』で音程が上がるところがカッコいい!」(10代男子・学生)や「『明日を照らす道ひろげ』と名前が歌に入っているところが好き」(40代女性・主婦)などの声が届いた。

 6位は原辰徳。現役当時は地上波の巨人戦ナイター中継が常時20%を超えており、アラフォー以上ではG党に限らず認知度は抜群の「みんなのうた」だ。40代以上では圧倒的な支持を獲得した。

 「メロディーがかっこいい。他の選手と比べて応援歌が長いところがいい」(40代男性・会社員)や「憧れて、同じ大学へ行った」(50代男性・会社員)との声や、若年層からも「明るくはつらつとしたメロディーが原さんにピッタリ。昔から人気者な原さんだけに、『嵐を呼べ』『輝く光浴びて』という歌詞もとても合っていると思います」(20代女性・学生)と熱いメッセージが届いた。

 5位は男・村田修一(現2軍野手総合コーチ)。「前奏の『ウィンロード進めどこまでもー』が好きすぎる」(30代女性・会社員)との意見や「引退セレモニーで奏でられた巨人と横浜の両方の応援歌に感動」(50代女性・会社員)と共感の声が広がった。

 4位は高橋由伸(スポーツ報知評論家)。「男背番号24」の歌詞が耳に残る。「鳥肌が立つ印象的な応援歌。乗りやすかった」(40代女性・主婦)や「この応援歌の後のホームランを何回も見てきたから、この曲を聴くといまだにドキドキワクワクする!」(20代女性・公務員)との意見に「やはり由伸。合いの手が入るのも大好き」(40代女性・自営業)と称賛の言葉が相次いだ。

 いよいよベスト3。3位は今季から2軍監督に就任した阿部慎之助だ。「最高の笑顔 見せてくれ慎之助」で始まり「導けよ永久(とわ)に」で結ばれる歌詞は昨秋の現役引退時、G党に繰り返し大合唱されたことも記憶に新しい。

 「『バッター・阿部』が呼ばれ、登場曲の『セプテンバー』がかかり、ファン一体の慎之助コール…この流れがめっちゃ好きでした」(20代男性・会社員)や「慎之助コールで、敵味方関係なく会場がひとつになる一体感にすごく心が震えたし、感動したから!」(30代女性・主婦)と「一体感」をキーワードに挙げるファンが多かった。

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