【オリックス】球団職員のコロナ感染を発表

スポーツ報知

 オリックスは31日、球団職員1人が新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査で陽性判定が確認されたと発表した。

 陽性判定を受けたのは、管理部門に所属する40代の男性社員。同居する家族が7月26日に体調不良を訴え、翌日、保健所の指導によりPCR検査を受けたところ29日に陽性と判定された。そのため男性社員は札幌遠征には参加せず、27日にチームから離脱して自主隔離を実施。その上で保健所の指示のもと、30日にPCR検査を受け、同日夜に陽性と判定された。なお、31日の時点で男性社員は体調に異常なく、新型コロナウイルス感染症の症状などは出ていないという。

 チームは「NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」に従い、一般社団法人日本野球機構(NPB)事務所に報告。男性社員は保健所の指示により、陰性と判定されるまで自宅待機する。現在、男性社員の行動履歴から管轄の保健所が社員との濃厚接触者について特定を行っている。先週、仙台で対戦した楽天球団と現在対戦中の日本ハム球団にも報告済み。現段階で男性社員との濃厚接触者が1軍選手にはいないことから、試合は通常通りに行われている。

 チームは直近では7月17、18日に1、2軍の監督、コーチ、選手、スタッフ、チーム関係者、合計170人に定期PCR検査を実施。全員が陰性という結果が出ていた。現段階では本拠地に戻る8月4日からのロッテ戦(京セラドーム)も通常通りに実施する予定だ。

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