【阪神】西勇輝、5年ぶりの1試合4被弾 開幕からのQSは6試合でストップ

スポーツ報知
4回、大和(左)に左越えのソロを浴びてぼう然とする阪神・西勇

◆JERAセ・リーグ公式戦 阪神―DeNA(1日・甲子園)

 阪神・西勇輝投手(29)が、5年ぶりの1試合4本塁打を食らい、開幕から続いていたクオリティースタート(QS=6回以上で自責点3以下)は6試合で止まった。

 2―2の5回。1死から柴田にこの日2つ目の死球で出塁を許すと、続くソトの1球目を投げた後、一塁に珍しくけん制悪送球。ソトは空振り三振に斬ったが、4番・佐野にフルカウントから144キロのツーシームを左翼ポール直撃の2ランとされ、マウンド上で首をひねった。

 初回にはソトに、4回には大和に左翼席へのソロホームランを浴びており、5回までに3発を許した。さらに6回にも先頭の宮崎に左翼席へ特大弾を打たれた。西勇の1試合4被弾はオリックス時代の2015年9月5日の日本ハム戦(ほっと神戸)以来、1792日ぶりのことだった。

 開幕から6戦連続でQSを続けていたのは両リーグで西勇、平良(DeNA)、種市(ロッテ)の3人だけだったが、この日登板の西勇、種市がともに達成できず、残りは2日の阪神戦(甲子園)に登板予定の平良だけとなった。

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