ラグビー日本代表候補発表 堀江、流は選外「体調が万全ではない」

スポーツ報知
堀江翔太

 日本ラグビー協会は12日、21年度の日本代表候補52人を発表した。前回19年W杯メンバーではフッカー堀江翔太(35)=パナソニック=、SH田中史朗(36)=キヤノン=のベテラン勢に加え、全5試合に先発したSH流大(28)=サントリー=も外れた。

 堀江と流について、会見に出席した藤井雄一郎日本代表ナショナルチームディレクター(51)は「体調が万全ではないということ。メンタル的にも、W杯にもう一度出るにはリフレッシュしたい、と」と説明。代表チームの構想から外れたわけではなく「体調をみながら、こっちから声かけしていく」と話した。

 35歳の堀江は10日のトップリーグ最終節ヤマハ発動機戦でも先発出場し、後半23分まで出場し、パスやスピードあるランを見せて年齢を感じさせない。40歳まで現役を掲げており、23年W杯に向けては「トンプソン・ルーク式が1番いいな」と、W杯イヤーに引退を撤回して19年大会に38歳で出場したロック、トンプソン・ルーク(当時近鉄)の例を出すなど意欲も見せている。

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