米連邦準備理事会(FRB)は4月30日─5月1日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、金利据え置きを決定。このところの予想外に強いインフレ指標に警戒感を示し、経済の均衡化に向けた動きが停滞している可能性を示唆した。市場関係者に見方を聞いた。
- マーケットFRBの政策金利決定、大統領選の影響受けない=パウエル議長
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は1日、11月に控える米大統領選がFRBの政策金利決定に影響を与えることはないと述べ、FRB当局者が政治的な配慮をしないという考えを示した。
- マーケット米3月求人件数848.8万件、約3年ぶり低水準 労働市場の緩和示唆
米労働省が1日発表した3月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が32万5000件減の848万8000件と、2021年2月以来約3年ぶりの低水準となった。労働市場の状況が緩和しつつある兆候を示し、長期的に米連邦準備理事会(FRB)のインフレ対策を支援する可能性がある。
- マーケット米シティ、融資で多額損失発生も 世界的に気候変動対策加速なら
国際的に気候変動への取り組みが加速した場合、米銀行大手シティグループが融資で多額の損失が生じる可能性があることが分かった。シティがまとめた社外秘の分析資料をロイターが入手した。
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世界のロバ皮を飲み込む中国
漢方薬需要がアフリカの農村圧迫中国でロバの皮は「阿膠(あきょう)」と呼ばれる漢方薬に使われている。この薬に対する需要が中国で増加しており、毎年数百万頭ものロバが殺される事態になっているという。
- マーケットサウジ第1四半期GDP、前年比1.8%減 石油部門が重し
サウジアラビア統計総局が1日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前年同期比1.8%減だった。石油部門の不振が引き続き重しとなった。季節調整後の前期比では1.3%増だった。
- アメリカマーケットNY市場サマリー(1日)ドル一時153円台に急落、利回り急低下 株まちまち
<為替> ドル/円が2.85%安の153.30円に下落した。その後は154円台を回復するなど荒い値動きとなっており、市場では日本の当局による介入との観測が出ている。
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岸田文雄首相は30日、ドルが160円に乗せた後に急落するなど乱高下した29日の為替の動きに関し「為替相場の動向、介入についてはその有無も含めてコメントは差し控えるのが政府の申し上げているところだ。これについては以上だ」と述べた。官邸で記者団の質問に答えた。