米メルクのコロナ経口薬、当初発表より低い効果

米メルクのコロナ経口薬、当初発表より低い効果
11月26日、米製薬大手メルクが発表した新型コロナウイルス経口治療薬「モルヌピラビル」の更新データによると、入院や死亡を減少させる効果は以前の報告よりもかなり低いことがわかった。写真は2018年7月、米ニュージャージー州で撮影(2021年 ロイター/Brendan McDermid)
[26日 ロイター] - 米製薬大手メルクが26日発表した新型コロナウイルス経口治療薬「モルヌピラビル」の更新データによると、入院や死亡を減少させる効果は以前の報告よりもかなり低いことがわかった。
1400人以上の患者を対象にした試験データでは、入院や死亡の減少は30%だった。10月には775人の患者データをもとに、約50%の効果があったと発表していた。

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