いいモノ調査隊

具材がたっぷり入る! 新発想のとんがり型おにぎり器

幼少期を東海地方で過ごした筆者は「天むす」が好物です。ご存じない方に簡単に説明をすると、天むすとはエビの天ぷらが入ったおにぎりです。お店によって多少違いはありますが、おにぎりの上のほうからエビ天の尾が少し見えているのが典型的なスタイル。筆者が住む東京では天むすがあまり売られていないので、これまでは自己流で自作していました。ところが、そんな天むすをいとも簡単に作れてしまうグッズを発見! これは買わずしてはいられません!

「NEW! とんがりおむすび器 なんでもGOO!」

「NEW! とんがりおむすび器 なんでもGOO!」

3つのパーツからなる“おにぎり型”

3つのパーツからなる“おにぎり型”

「NEW! とんがりおむすび器 なんでもGOO!」です。その名のとおり、通常のおにぎりよりも少しとがった二等辺三角形のスリムなおにぎりを作ることができる型なのですが、もう1つの大きなポイントがあります。

それはおにぎりの頂点部分が閉じておらず、“穴”が開いていること。この部分から中の具材を少し出して“チラ見せ”したおにぎりを作ることができるのです。そうです、ここから天むすのエビの尻尾を出せばいいのです。容器にご飯を盛って、具材を入れて、さらにご飯を盛って型押しをして取り外せば完了です。もちろんエビの天ぷら以外の具材を入れてチラ見せしてもOK。普通のおむすびよりもなんとなくスタイリッシュです。

二等辺三角形の頂点にあたる部分から、具材が顔を出せるよう穴が開いているのが特徴

二等辺三角形の頂点にあたる部分から、具材が顔を出せるよう穴が開いているのが特徴

実はこの製品にはポイントがもう1つ。“デコレーションボート”というパーツが別にあり、ご飯を詰めた上から押さえることでくぼみを作り、そこに具材を入れられるようになっています。おむすびの形にしない場合には、さらに上からご飯を盛らなければ、そのまま押し寿司のようなメニューが完成。ご飯を器にしたオードブルのようなものを作ることができ、パーティー用のおもてなしメニューにもうってつけ。

まずは容器を水でぬらし、ご飯を半分ほど詰めます

まずは容器を水でぬらし、ご飯を半分ほど詰めます

“デコレーションボート”を上から押し付けて型押し!

“デコレーションボート”を上から押し付けて型押し!

ご飯にくぼみができます。この部分に具材を入れてアレンジ!

ご飯にくぼみができます。この部分に具材を入れてアレンジ!

とりあえずエビ天を! 頂点の穴の部分から尻尾を出せます

とりあえずエビ天を! 頂点の穴の部分から尻尾を出せます

上から再度ご飯をかぶせます

上から再度ご飯をかぶせます

再度上からギュギュっとし…、押し型を外すとエビ天をサンドしたおにぎりに!

再度上からギュギュっとし…、押し型を外すとエビ天をサンドしたおにぎりに!

実際に使ってみたところ、製品のご飯と接触する面には凸凹した加工がしてあり、ご飯が張り付きにくくなっていました。また、容器の背面にはおにぎりを押し出すためのボタンのようなものがあり、軽く押すだけで簡単に型から外すことができます。

型をひっくり返して、うしろにあるボタンのような部分を押すとスッと型から外すことができます。ご飯に触れる部分にはエンボス加工がしてあり、ご飯がくっつきにくいです

型をひっくり返して、うしろにあるボタンのような部分を押すとスッと型から外すことができます。ご飯に触れる部分にはエンボス加工がしてあり、ご飯がくっつきにくいです

海苔を巻いて二等辺三角形の天むすが完成! 自家製なら一緒に大葉を挟んだアレンジも楽しめます

海苔を巻いて二等辺三角形の天むすが完成! 自家製なら一緒に大葉を挟んだアレンジも楽しめます

ご飯にくぼみを作るデコレーションボートも二等辺三角形なので、中に入れる具材は三角形や細長い棒状にカットするのが最適。縦長の具材が入れやすいので、ソーセージやカニカマなどの普段あまりおむすびに入れないような具材を入れてみたくなります。アイデアがあまり浮かばない場合は、巻き寿司に入れるような具材ならまずは鉄板です。

カニカマ&カイワレ、チーズ&キムチのおにぎり。上から具材をチラ見せすることで中身がわかるのも◎!

カニカマ&カイワレ、チーズ&キムチのおにぎり。上から具材をチラ見せすることで中身がわかるのも◎!

ほぐしジャケのような小さな具材でもくぼみに合わせて詰めれば、真ん中に集中せずに上から下まで詰まった具材の比率の高いおにぎりが作りやすいのも◎です。いつものありきたりなおにぎりがちょっとオシャレで楽しくなるユニークなアイデアグッズです。

えみぞう
Writer
えみぞう
日々のムダをとにかく省くことに執念を燃やす母ライター。好きな言葉は「時短・節約・自作」。なのに非生産的な活動にも必死になることも多々。意外にアウトドア、国際派。
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しえる(編集部)
Editor
しえる(編集部)
自称ポテチマスター。ポテトチップスを中心に、1日3袋のスナック菓子をたいらげるお菓子狂。お菓子関係のグッズやちょっと変わったアイテムをメインに紹介します。
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