ホーム・スキノベーションズ・ジャパンは、同社が展開する美容機器ブランド「シルキン」より、RFオーラルケア電動歯ブラシ「Silk’n WAVE（シルキン ウェイブ） H7001」（以下、シルキン ウェイブ）を、2019年9月17日よりAmazon・楽天にて先行発売し、10月25日より公式サイトにて一般発売開始予定です。価格は35,000円（税別）。

「振動」ではなく「RF」で汚れや着色を落とす電動歯ブラシ

シルキン ウェイブは、「ラジオ波」「高周波」と呼ばれるRF技術を搭載した電動歯ブラシ。ブラシから、振動だけではなく微弱なRFが放出されるのが特徴です。使用し続けることで、歯に付着したステインや頑固な歯垢を除去できるほか、ホワイトニング効果も期待できるそう。

RFというと、エステサロンでの痩身トリートメント機器などに採用されているイメージがありますが、シルキン ウェイブの仕組みは、まず、荷電粒子のRFが歯の表面を包み込むことで、不純物をつないでいる強力な結合を不安定化させ、不純物を歯の表面からはがします。RFのエネルギーと歯磨き粉の相乗効果によって、フッ素化合物などの無害な粒子が不純物がはがれた隙間に入り込み、歯を美しくするというもの。入り込んだ新しい粒子は、歯の表面を不純物から守る働きも期待できるそう。不純物が再び歯に付着するのを防ぐことで、清潔で美しい状態をキープするとのこと。

下は、シルキン ウェイブの効果を再現したイメージ動画です。

本体サイズは3（直径）×26（高さ）cmで、重量は115g。対象年齢は18歳以上となっています

ブラシヘッド（大・小各1本）が付属。小の縦幅は約2cm、大の縦幅は3cm。大はちょっと大きく感じるかもしれません

「無振動」でも「振動あり」と変わらない効果が期待できる

シルキン ウェイブでは、一般的に電動歯ブラシの性能の指標とされている「振動数」は非公開ですが、メーカーによると、シルキン ウェイブは、振動ではなくRFで汚れを落とすため、その性能に振動数は無関係とのこと。RFが発生していれば、ブラシが振動していない状態であっても、手でブラシを動かしてやさしく磨くだけで、同様の効果が期待できるのだとか。

電源を入れると2分間振動が続きます。口内を4つのセクションに分け、それぞれの磨き時間（30秒間）を振動で知らせてくれるので、各セクションを均等にケアすることができます。なお、使用する歯磨き粉（デンタルペースト）にとくに制限はないとのこと。

振動の強さは3段階で調整できるほか、振動をオフにしてRF機能のみを稼働させることもできます

充電は、専用アダプターに置いておくだけ。1回の充電（初回は24時間）で、約2週間使用できるそう（1日2回使用した場合）

特殊なシリコン搭載ブラシでRFを効率的に歯に届ける

シルキン ウェイブのブラシヘッドには、2つのRF電極と、その間にシリコン片が敷かれています。このシリコン片が、RF電流を歯に流れるよううながす働きをしているそう。

歯ブラシの中央を縦断するようにある黄緑色のシリコン（特許出願中）。ブラシヘッドの毛先がつねに歯にしっかり接触しているように使用することが推奨されています

シルキン ウェイブのRFには、5.3MHzの周波数で振動する微弱な交流電流を採用。電解質に交流電流を流すことによって得られる化学反応で、歯の汚れを落とす仕組みです

1年使い続ければ、歯石も取れる？

発表会場には、シルキン ウェイブを1年間毎日使用し続けたのと同等のケアを施した歯が展示されていました。虫歯によって抜歯したものを使用しており、もともとは大きな歯石が付着していたとのことですが、展示されていた歯はツヤのある白い歯でした。

実際は、歯石がついてしまった場合は速やかに歯科医院でケアしてもらう必要がありますが、1年かけてケアすれば歯石がきれいになくなってしまうほどの効果があるとすれば、シルキンウェイブを日々の歯磨きに使用することは、白く美しい歯を保つのに非常に有効であることが期待できます。

シルキン ウェイブを1年間使用した歯。手前に白く見えるものが歯石で、使用前は歯の上にも同様の歯石がついていたそうですが、シルキン ウェイブをでケアを続けたことで、写真のようにつやのある歯になったそうです

シルキン ウェイブを1年間使用した歯の使用前後を、真上から比較した写真。かなり大きな歯石がついていたようですが、それがすべて取れ、虫歯の部分以外は、非常に美しい歯に戻っています

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