選び方・特集

男性美容研究家に聞く! シェーバー選びのホントのところ

電気シェーバーを選ぶうえでの基本的なことを男性美容研究家・藤村岳さんに聞いてきました。各メーカーの特徴から藤村さんの思い切った本音まで、ぶっちゃけ満載。T字カミソリから電気シェーバーに変えたい人、今使っているシェーバーがいまいち自分にあっていないような気がする人にタメになるお話です。

藤村岳さん。シェービングを中心に据えた独自の男性美容理論を打ち立て、指南からプロデュースまで幅広く活躍している男性美容のパイオニア

目次
・T字カミソリと電気シェーバー、どちらが肌にやさしい?
・電気シェーバーってどれを選べばいいの?
・【往復式】パナソニックの特徴をチェック
・【往復式】ブラウンの特徴をチェック
・【ロータリー式】日立の特徴をチェック
・【回転式】フィリップスの特徴をチェック

T字カミソリと電気シェーバー、どちらが肌にやさしい?

肌にとってよくないのは、摩擦などの物理的な刺激を与えること。電気シェーバーは外刃でヒゲを引っ掛けて内刃で刈るのに対し、T字カミソリは刃を直接肌に当てて剃ります。このような剃り方の違いから、一般的には電気シェーバーのほうが肌へストレスを与えにくい。しかし、そんな電気シェーバーも動かし方を間違えば肌ストレスが「大」になってしまうこともあります。T字カミソリから電気シェーバーに乗り換えた人がついやってしまうのが、力を込め過ぎてしまったり、何往復もさせてしまうこと。T字カミソリは刃モノという認識があるので、ていねいにゆっくりと剃りますよね。いっぽう電気シェーバーの場合、グリグリと押し当てても肌が切れない。そのため、無意識に力が入り過ぎてしまいやすいのです。正しい動かし方や力加減で使えば、電気シェーバーで肌が赤くなる&負けるといった事態にはならないはず。その他、メンテナンス不足で肌を傷めることもあります。製品の問題というよりも、事前準備や自分の経験値が肌トラブルを引き起こす原因となっていることが多いことも忘れないでください。

この使い方のコツをつかむには、自分で経験を積むしかありません。初体験で荒れてしまったというのは経験不足であることが多いので、気をつけながら使ってみましょう

ズバリ! 電気シェーバーってどれを選べばいいの?

電気シェーバーには、「往復式」「回転式」「ロータリー式」の3種類があります。往復式は網刃(外刃)でキャッチしたヒゲを左右に往復する内刃で剃るもので、パナソニックやブラウンが有名。この往復式と外刃の形状は似ているものの、円筒状の内刃を回転させてヒゲをカットするのが、日立が採用している「ロータリー式」です。そして、これらとまったく異なる剃り方を提案するのが「回転式」。特にフィリップスのシェーバーはヘッドが3つに分かれており、扇風機の羽根のように回る内刃でヒゲを剃っていきます。

※回転式の写真は内刃が見えた状態になっていません。3つのヘッドの内側にらせん状の内刃があります

※回転式の写真は内刃が見えた状態になっていません。3つのヘッドの内側にらせん状の内刃があります

さらに各メーカーには、刃の枚数やサスペンションの動き、機能の有無など細かい部分が異なる複数のシリーズがラインアップされています。このように数多くあるシェーバーの中から「どれを買えばいいですか?」という質問をよくされますが、「こういう髭だから○○式がベスト」というような明確な指標はありません。身もフタもないことを……と思われるでしょうが、ヒゲや肌、輪郭は人それぞれ。一概にコレ! と決められるものではないのです。しかし、メーカーごとに特徴があるので、自分にあいそうな要素が多いものを選んでいくといいでしょう。各メーカーのシリーズに関しても、これぞと思う機能・機構から選び分けていってもかまいませんし、価格帯で考えるのもあり。正直、電気シェーバーにおいては「松竹梅」とあった場合、松か梅を選べばいいと思います。機能差はありますが、廉価版にもメーカーの特徴は出るもの。廉価版からスタートして、そのメーカーがあいそうならグレードアップしていくのも賢い方法です。もちろん、高価なほうが剃り心地がいいのは間違いないので、最初からハイグレードモデルをチョイスしてもかまいません。

主要メーカーの特徴をチェック!

ここからは、各メーカーごとのシェーバーの特徴を紹介。基本的に最上位機を中心とした説明になります。なお、説明に用いているシェーバーは2016年6月時点の現行モデルです。

【往復式】パナソニックの特徴をチェック

日本国内でのシェアがもっとも高い往復式の二大巨頭、パナソニックとブラウンのどちらを購入するかで迷う人は多いでしょう。そのうち、まずはパナソニック「ラムダッシュ」から見ていきます。ラムダッシュは基本的にヘッドが大きめなのでシェーバーを走らせる回数が減り、肌への負担も少ない傾向。その分、若干小回りがききにくくなるような印象がありますが、サスペンションなどの工夫で対策しているのでほぼ問題なし。最上位機(5枚刃)は、ヘッドが前後・左右・上下に動くのが魅力。下位モデルになるほど可動する方向が少なくなります。

パナソニック(右)とブラウン(左)の最上位機のヘッドを並べると、パナソニックのヘッドが大きめであることがわかりますね

5枚刃ラムダッシュは、下の動画のようにヘッドが3Dに可動します。いろいろな方向に動くほうが常に肌に密着しやすいと言われていますが、これも個人によるところが大きいので好みの動きを選びましょう。2017年度モデル「ES-LV9B」は前モデルよりも前後の可動域が15%アップしています。

そして、ラムダッシュでよく聞かれるのが「5枚刃と3枚刃、どちらがいいですか?」ということ。一般的に刃の枚数が多いほうが、一度に剃れる量は増えます。ヒゲの密度が濃い、毛量が多い人には一気にとらえてくれる5枚刃のほうが向いているかもしれません。しかし、ヒゲがまばらで薄いなら5枚刃はオーバースペックになることも。5枚刃のほうがヘッドも大きくなるので、小さめヘッドで小回りをきかせたいなら3枚刃を選ぶのもありです。けれども、5枚刃ラムダッシュは、2016年度モデルから搭載された「スムースローラー」がすごい。外刃の部分に2本の棒を配置しただけのように見えますが、肌の上をすべるように転がってくれます。物理的な刺激は肌の負担となりますから、摩擦を少なくできるのは非常に有意義。往復式は抵抗が多くなる傾向にあるので、このスムーズさはすばらしい。正直、これまではブラウン優勢だと思っていましたが、スムースローラーが装備されてからはブラウンに並んだと思います。

5枚刃(左)と3枚刃(右)では、ヘッドの大きさにこれだけ差が出ます

5枚刃(左)と3枚刃(右)では、ヘッドの大きさにこれだけ差が出ます

金色の棒がスムースローラー。メーカーによると、スムースローラー非搭載のモデルに比べて肌への摩擦は約2/3に低減されるそう

パナソニックのシェーバーというと、2010年に登場した“お風呂で剃れるシェーバー”も有名ですよね。それ以前から他メーカーにも防水仕様のモデルはあったのですが、「お風呂対応」と打ち出したことがわかりやすく、若者に大ヒット。T字カミソリのように鉛筆持ちもできるので逆剃りがしやすく、価格も1万円前後で手ごろということもあり、T字カミソリからの乗り換えの1台として選ばれることも多いようです。

T字カミソリのような感じで操作できます

T字カミソリのような感じで操作できます

【往復式】ブラウンの特徴をチェック

次は、パナソニックと並ぶ往復式の巨頭・ブラウンです。ブラウンの強みのひとつは、899パターンの網目がある「ディープキャッチ網刃」。網刃のパターンが多いと、さまざまなヒゲをキャッチしやすくなります。ヒゲは、基本的に直毛ではありません。うねりがあったり、いろいろな方向に生えていたりと癖があります。そんな癖ヒゲもとらえやすいのがブラウンのすごさ。そして、最上位機「シリーズ9」には、「くせヒゲキャッチ刃」と寝ているヒゲを起こす「極薄リフトアップ刃」で構成された「デュアル連動刃」があるのもポイント。くせヒゲキャッチ刃の厚みは0.2mmと極薄なので、ヒゲの下にもぐり込んで根元からカットしてくれます。

外側にある2つが「ディープキャッチ網刃」。同じような穴に見えますが、パターンは899種類もあります。「極薄リフトアップ刃」(青い部分)と「くせヒゲキャッチ刃」の4枚刃構成

2016年9月30日に発売される新しい「シリーズ9」では、「ストレッチスキンガード」という肌を適度に伸ばすための機構が追加されました。また、「極薄リフトアップ刃」はチタン加工となり、より肌への摩擦が少なくなったそうです

大きさはあるものの、ある程度コンパクトなヘッドも使いやすいでしょう。首振りに関しては、最上位機「シリーズ9」以下の「シリーズ7」、「シリーズ5」とも前後のみ。ただ、パナソニックのように左右・上下に動かないから劣るわけではなく、これも好みの問題となります。輪郭やヒゲの生え方によって必要な動きは異なりますからね。

ヘッドは前後に動くのみですが、毎分1万回の音波振動で肌を震わせてヒゲをとらえやすくする「人工知能ターボ音波テクノロジー」が搭載されています(新「シリーズ9」も同様)

ブラウンのシェーバーは、メンテナンスがすぐれている点も魅力です。「T字カミソリと電気シェーバー、どちらが肌にやさしい?」の項目でも記しましたが、お手入れは肌のためにも重要。各メーカー、ラインアップはいろいろありますが、僕は洗浄機が付属しているものを選ぶべきだと思っています。洗うだけでなく乾燥させることも大切なので、洗浄〜乾燥までできるタイプが望ましい。もちろん、自分で洗って乾かしてもかまいませんが絶対といっていいほど毎日はやらなくなります。セットするだけで、全自動でキレイにしてくれる洗浄機のほうが断然ラクですよね。その洗浄機の中でも、もっとも除菌効果が高いのがアルコール洗浄を採用しているブラウン。洗浄機はダントツでブラウンを推したいです。

左から、パナソニック、ブラウン、フィリップスの洗浄機。洗浄〜乾燥を行うとともに充電も同時にしてくれます。パナソニックの洗浄機は「水+洗浄液」となっているため、コンパクトなのが魅力。アルコール洗浄を採用しているのはブラウンだけなので、除菌はピカイチ! フィリップスの洗浄機がアルコールフリーなのに大きいサイズなのは、カートリッジに洗い流したヒゲをろ過する2つのフィルターを備えた構造を採用していることと、シェーバーを洗浄液にヘッド部を沈めたりする動作を電動で行っているためです

そして、替刃交換も忘れてはいけません。外刃と内刃には交換時期があります。使うほどに刃の切れ味は悪くなるので、交換は必須。いい製品を購入しても、メンテナンスができていないと最高のパフォーマンスは発揮できませんからね。しかし、この交換時期がややこしい。パナソニックの場合、外刃1年、内刃2年と交換のタイミングが異なります。数年使っていたら、どっちを交換しただろう? とわからなくなりそうですよね。その点、網刃と内刃がワンセットになったブラウンなら1度で交換完了。少し割高にはなりますが、わかりやすいことは大きなメリットです。

ブラウンのカセット刃は、前後、どちらの向きでも装着可能。マニアックな話ですが、カセット刃の向きを変えると肌に当たる刃の順番が変わるので剃り心地も若干変わります。シェーバーを一方向で使っている人は、試してみてください

【ロータリー式】日立の特徴をチェック

見た目は往復式と似ていますが、剃り方はまったく別モノの日立のロータリー式をチェックしていきましょう。ロータリー式は、外刃でキャッチしたヒゲを円筒状の内刃で巻き込みながら剃るもの。芝刈り機のような感じです。往復式のように内刃を揺らしてカットするよりも回すだけのほうがエネルギーロスは少ないので、パワフルに剃れる印象。剃り心地は非常にシャープで、T字カミソリで剃った感覚にもっとも近いでしょう。ただし、扱うには少しコツが必要。内刃の回転方向は一定なので(下の動画参照)、下から上にゆっくりと動かしていく。往復式と同じようにヘッドをグッと押しつけてしまうと肌にダメージがかかるので注意。このような状況を低減するために、2016年度モデル「RM-LX2D」から内刃を左右に毎分約18,000往復振動させる音波振動機能が搭載されました。非搭載モデルに比べ、約25%、肌への抵抗が減るそうです。

使用中や使用後には照射されるLEDの光が、ニオイを抑えてくれるとのこと

使用中や使用後には照射されるLEDの光が、ニオイを抑えてくれるとのこと

2016年度モデルでは10mmだった内刃の直径が2017年度モデル「RM-LX6D」で15mmになったことにより、肌にかかる圧力が約44%低減されたそう

日立のシェーバーで残念に思うのは、洗浄機がないこと。洗浄は手動で行い、乾燥だけ充電台としても用いる乾燥機で行う仕組みですが、乾燥だけなのに約1.5時間かかります。洗乾一連のブラウンは最短32分(最大34分)で完了(パナソニックは約1.5時間)。さらに、ブラウンやパナソニック、フィリップスが洗浄〜乾燥と同時に充電できるのに対し、日立は充電を別に行わねばなりません。この仕様は改良してほしいですね。

乾燥中はLED光による除菌もしてくれるが、1.5時間待ったあとに充電を行わねばならないのは手間

乾燥中はLED光による除菌もしてくれるが、1.5時間待ったあとに充電を行わねばならないのは手間

さまざまな理由から今のカタチになっているのでしょうが、僕はロータリー式は往復式のようなフォルムにしなくてもいいと思っています。往復式は振動させる部分が必要だからヘッドが大きくなりますが、ロータリー式はその必要がない。以前、日立が発売していた「カサノバ」シリーズは非常に洗練されていました。オリジナリティがあり、スリムなのにパワフル。技術はとても高いので、「カサノバ」シリーズの頃のようにロータリー式のよさを引き出す方向にシフトチェンジしてくれないかな……と望んでいるのが本音です。

写真は2008年に発売された「RM-GX1」。「カサノバ」シリーズは2009年で終了となりました

写真は2008年に発売された「RM-GX1」。「カサノバ」シリーズは2009年で終了となりました

【回転式】フィリップスの特徴をチェック

最後に紹介するのは、フィリップスです。外観からして、これまでのシェーバーとは違うことがわかりますよね。シェーバーの選び方を説明するような記事に、よく「フィリップスは肌にやさしい」と書かれていますが、あれは事実。上下に転がすように動かす往復式とは違い、フィリップスの回転式は本体を回しながら剃っていくため、チカラの入り方が自然と往復式よりも弱くなるからです。くわえて、独立可動する3つのヘッドや各ヘッドの外刃が動くサスペンションも肌への負担を低減。サスペンションは今やどのシェーバーにも搭載されていますが、この考えをいち早く導入したのはフィリップスです。

とくに、最上位機「9000シリーズ」は3つのヘッド、各ヘッドの外刃、そして3つのヘッドが連携している部分(シェービングユニット)がそれぞれ動き、合計8方向130°で可動するのがポイント。ヘッドや外刃が多様に動くということは、肌に密着しやすくなります。凹凸している顔のどのような部分にも、適切な角度で外刃をフィットさせられますからね。肌を片方の手で引っぱることもなく、シェーバーを当てるだけでピタッと肌にくっつくき、かつ、やさしい剃り心地を得られるのは、フィリップスの回転式がダントツでしょう。ちなみに、下位モデル「7000シリーズ」、「5000シリーズ」になると可動は5方向100°になります。

シェービングユニットは左右・前後の2方向に動きます

シェービングユニットは左右・前後の2方向に動きます

ヘッドも各々が動くようになっており、3つの外刃も独立して可動。平面状に3つあるヘッドは大きく見えますが、ひとつずつが細やかに動くので小回りもバッチリです

そのいっぽうで、フィリップスの回転式は剃れないという声も聞きます。しかし、その大半は往復式と同じ動かし方をしていることが原因であることが多い。回転式は肌の上で回しながら動かさないと、うまく剃れません。そんな回転式と相性がいいのは、やわらかいヒゲ、細いヒゲ、クセがちょっと強くてパーマみたいにクルクルしたヒゲ、毛流れがあるヒゲなどです。逆に、硬くて毛量の多いヒゲは往復式やロータリー式が得意。日本人は髪の毛同様にヒゲも硬くて直毛であることが多いですが、近年はヒゲの薄い人も増えています。そんな人は、回転式のほうが使いやすいかもしれません。

そして、フィリップスの回転式のすばらしいところは、刃が自動研磨されること。剃れば剃るほど、刃の剃り心地が上がるのです。往復式やロータリー式は基本的に潤滑油をささねばなりませんが、回転式は不要。エントリーモデルにも自動研磨システムが搭載されているのは大きな魅力です。

なめらかな刃の動きを保つためには潤滑油は必須。でも、潤滑油をつけて、余分な油は拭き取るなどするのは少々手間ですよね

フィリップスの回転式には主に「9000シリーズ」、「7000シリーズ」、「5000シリーズ」の3つがあり、各シリーズの中に2〜6のモデルが用意されています。前述のようにヘッドの可動域が異なるほか、外刃と内刃の形状は3シリーズで違うものを採用。9000シリーズは外刃も内刃もV字形状になった「ダブルVトラック刃」を搭載することで、ヒゲをよりとらえやすく、深剃りできるようにしています。また、各シリーズ内のモデルの棲み分けは付属品の差であるようですが、このラインアップの多さがユーザーを混乱させているのではないかなと(笑)。システムがすばらしいので、思い切って全6機種ぐらいに絞ってもよさそう。

付属品には洗顔ブラシやヒゲスタイラーなどがあります。使用しなそうならば、付属品のないものを選ぶほうが断然お得

最後に……

電気シェーバーの主要メーカーの特徴を見てきましたが、結局のところ、どうやって選べばいいのか? と思っている人もいるでしょう。ざっくりとした選び方ポイントをお伝えしますと、まず、「往復式」「ロータリー式」「回転式」のどれがいいかを決めます。それぞれの方式に優劣がつけられないなら、デザインやグリップで選ぶのもあり。毎日使うものなので、理論というよりも直感で決めることも大切です。特にグリップ感は、実際に店頭で握って確かめるようにしてください。あとは、自分のヒゲの量、密度、生え方、太さ、硬さ、毛質を考慮して選んでいきましょう。もちろん、本体価格、替刃、洗浄液といった予算もチェックすることを忘れずに!

中村真由美(編集部)
Writer / Editor
中村真由美(編集部)
モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。気づけば15年以上、生活家電の情報を追い、さまざまな製品に触れています。
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