酒のネット販売

無免許が横行、オークションで高値

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国税当局、摘発を強化中

 ブランデーや焼酎など酒の不正な転売ビジネスが後を絶たない。酒類販売に必要な免許を持たないまま、入手した高級酒をインターネットのオークションで高値で売りさばく−−。国税当局は神経をとがらせ、摘発の手を強めている。

 大阪国税局は昨年、一般家庭から買い取った酒を無免許でネット転売していた大阪市中央区のリサイクル会社(当時)を、酒税法違反で摘発。複数の営業所に保管してあったウイスキーなど計約1700本を没収した。

 「免許が必要だとは知らなかった。自分の認識が甘かったとしか言いようがない」。社長(39)は9月末、毎日新聞の取材に応じた。

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