中国共産党

国家主席任期「撤廃」 改憲案、習氏続投も

 【北京・河津啓介】中国共産党中央委員会は25日、憲法で2期10年までと定められている国家主席の任期を事実上撤廃する憲法改正案を発表した。来月5日に開会する全国人民代表大会(国会に相当)で可決される見通し。2013年に就任した習近平国家主席(64)が任期切れを迎える23年以降も主席にとどまり、終身で務めることも可能になる。

 憲法改正は04年以来。改正案によると、国家主席と副主席の任期について2期(1期5年)までと定められている規定を削除する。また、昨年10月の中国共産党大会で党規約に盛り込まれた習氏の指導理念を憲法にも盛り込み、習氏に集中した権力を固める内容になっている。

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