松戸女児殺害

今も家族ぐるみ 同級生の父、遺族とともに

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 千葉県我孫子市での女児遺体発見から1年。遺棄現場を26日に訪れたベトナム国籍の父レェ・アイン・ハオさん(35)を、一人の男性が見守っていた。犠牲になった同県松戸市立小3年のレェ・ティ・ニャット・リンさん(当時9歳)の一家と、家族ぐるみで付き合ってきた渡辺広さん(45)=同市。「リンのお陰で出会えた」と、今もハオさんら遺族に寄り添い続けている。【斎藤文太郎】

 女児は2015年冬、家族と川崎市から転居。渡辺さんの長男のクラスに編入した。近くに同級生はおらず、家は目と鼻の先。母と弟がベトナムに帰省すると、渡辺さん宅で夕食をとり、寝間着に着替えてハオさんが仕事から帰るのを待った。渡辺さんはハオさんからベトナム土産をもらえば、一家を招いて食卓を囲んだ。そんな日が続くと思っていた。

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