通信障害は海外11カ国で同時発生 ソフトバンク上場直前のトラブル イメージダウン免れず

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ソフトバンクの通信障害が起き、スマートフォンに記録された連絡先を見ながら公衆電話から電話する男性=東京都千代田区で2018年12月6日午後6時33分、梅村直承撮影
ソフトバンクの通信障害が起き、スマートフォンに記録された連絡先を見ながら公衆電話から電話する男性=東京都千代田区で2018年12月6日午後6時33分、梅村直承撮影

 6日午後から発生したソフトバンクの通信障害は、世界11カ国でほぼ同時に発生していたことが判明した。異例の大規模障害の詳しい原因は分かっておらず、利用者に衝撃が広がりそうだ。ソフトバンクは今月19日に上場する予定で、ソフトバンクグループ(SBG)から携帯子会社として独立を目指す直前のトラブルとなった。投資家へのイメージダウンも避けられそうにない。

 「ソフトウエアに何らかの不具合が起きたとしか言えない」。ソフトバンク関係者は6日夜、原因についてこう繰り返した。交換機を製造したスウェーデン通信機器大手エリクソンの広報担当者もロイター通信に対し「一刻も早く問題が解決するよう取り組んでいる」と語った。

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