千葉被災地で窃盗相次ぐ 現金100万円被害も 悪質商法も発生か

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台風15号で被害を受け、屋根にブルーシートが掛けられた住宅。一部の地区ではいまだに停電が続いている=千葉県鋸南町で2019年9月16日午後6時10分、佐々木順一撮影
台風15号で被害を受け、屋根にブルーシートが掛けられた住宅。一部の地区ではいまだに停電が続いている=千葉県鋸南町で2019年9月16日午後6時10分、佐々木順一撮影

 千葉県警は17日、台風15号の被災地で、停電中の店舗などを狙った窃盗事件が少なくとも11件発生したと発表した。一方、家屋修理などにつけ込んだ悪質商法と疑われる相談も8件寄せられている。県警は警戒を強めるとともに「さまざまな悪質商法の発生が予想される。勧誘の電話や訪問には慎重に対応し、おかしいと感じたら警察に相談してほしい」と呼び掛けている。

 県警生活安全総務課によると、被災地での窃盗事件は台風15号が上陸した9日から13日までに成田市で3件、木更津と袖ケ浦の各市でそれぞれ2件、千葉、鎌ケ谷、館山、山武の各市で1件ずつ、発生した。袖ケ浦市では10~11日にかけて台風で出入り口が壊れた店舗から現金100万円以上が盗まれる事件があった。店舗のほか、工場や事務所、倉庫などから現金や草刈り機、発電機などが盗まれた。

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