「さざなみタウン」12月オープン 旧市役所跡地に整備 産業文化交流拠点

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広さが2倍以上になった市立長浜図書館の開架フロア=滋賀県長浜市高田町で2019年11月26日午後4時38分、若本和夫撮影
広さが2倍以上になった市立長浜図書館の開架フロア=滋賀県長浜市高田町で2019年11月26日午後4時38分、若本和夫撮影

 滋賀県長浜市の旧市役所跡地に整備された産業文化交流拠点「さざなみタウン」(高田町)が来月1日、オープンする。市立長浜図書館や長浜まちづくりセンター、長浜商工会議所など、長浜の産業・文化の中心的な施設が集積されている。今月26日には内覧会が開かれ、報道関係者らに施設の内部が公開された。【若本和夫】

 さざなみタウンは2014年12月に新庁舎が完成した市役所の跡地を活用するため、新たな産業と文化の交流拠点として計画された。市立長浜図書館や長浜まちづくりセンターなどが入る「ながはま文化福祉プラザ」(鉄骨造り3階建て、延べ床面積約5350平方メートル)と、長浜商工会議所会館・長浜ビジネスサポートセンター(鉄骨造り2階建て、延べ床面積約1420平方メートル)の2棟からなる。

 外観は琵琶湖のさざ波のようなデザインの壁と、伊吹山系を表現した屋根の形を採用。内装には地元産の木材をふんだんに用いるなど、温かい雰囲気を演出している。「さざなみタウン」の名称は昨年8~10月に公募し、810点の応募の中から選定委員会の選考を経て「響きが良くて、なじみやすい」などの理由で選ばれた。

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