14日の記者会見は、新型コロナウイルスに関する2月29日の会見を約16分上回る約52分間に及んだ。首相官邸側が2回打ち切ろうとしたが、出席記者の抗議で延長された。前回の会見が「一方的な『独演会』だった」と批判されたことも踏まえ、首相が続行を促す場面もあった。
司会役「次が最後」に記者抗議
「まだ質問があります」「おかしいですよ」
会見開始から約45分後の午後6時45分すぎ。司会役の長谷川栄一内閣広報官が8問目の質疑終了のタイミングで会見を打ち切ろうとすると、記者席から次々と抗議の声が上がった。長谷川氏は8問目の指名前に「次が最後」と述べていたが、記者の「これが記者会見と呼べますか」といった声に押され、「最後に1問だけ」と会見を続けた。さらに9問目の質疑後にも「まだあります」と抗議され続行。10問目後に「全員指したいのです…
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