特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

GoToと冬の乾燥、コロナ拡大に拍車 研究者「行政、追いつかず」 北海道急増

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
飲食店に営業時間の短縮などが要請され、閑散とするススキノ地区=札幌市中央区で2020年11月9日午後5時2分、貝塚太一撮影
飲食店に営業時間の短縮などが要請され、閑散とするススキノ地区=札幌市中央区で2020年11月9日午後5時2分、貝塚太一撮影

 札幌市を中心に10月下旬以降、新型コロナウイルス感染者が急増していることについて、専門家は「GoToキャンペーンなどによる人の往来に加え、冬の乾燥が感染拡大に拍車をかけた」と指摘する。

 札幌市の歓楽街ススキノでクラスター(感染者集団)が9月以降相次ぎ発生し、11月に入ると北海道内各地で連日クラスターが確認されている。

 感染拡大の要因とみられるのが、国の需要喚起策「GoToキャンペーン」を契機とした人の往来の活性化だ。道内の空港を運営する北海道エアポートによると、新千歳空港の国内線旅客数は、5月に前年同月比93・7%減の11万697人と、今年最低の水準に落ち込んだ。6月以降は徐々に持ち直し、GoToキャンペーンが始まった7月は同68・9%減の57万7164人、9月には同59・2%減の約79万9662人にまで回復…

この記事は有料記事です。

残り655文字(全文1015文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

この記事の特集・連載

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月