抗がん剤のしびれ、手袋とストッキングで予防 京大など臨床研究へ
毎日新聞
2021/7/15 08:00(最終更新 7/15 08:00)
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乳がん患者が抗がん剤を使うと手足がしびれる副作用を、手袋とストッキングを着用することで防ぐ臨床研究を、京都大などの研究チームが近く開始する。しびれが強いと、箸の使用や歩行が困難になるなど日常生活に影響し、治療の中断を余儀なくされたり、がんが治ってもしびれが残ったりする課題がある。効果と安全性を確かめ、早ければ2028年の実用化を目指す。
しびれは「化学療法誘発性末梢(まっしょう)神経障害」と呼ばれ、乳がんに効果の高い一部の抗がん剤を投与した患者の半数以上にみられる。
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