都議選

自民に安堵感広がる 「都民ファースト伸び悩む」

毎日新聞の世論調査 投票先は自民17%に都民フ11%

 都民ファーストの会は勢いに陰りが見え始めたのではないか--。毎日新聞が27、28両日実施した東京都議選の電話世論調査。政党別の投票予定先は自民党が17%で、小池百合子知事が率いる地域政党の都民ファーストの会の11%を上回ったことを受け、当初苦戦を覚悟していた自民党には安堵(あんど)感が広がっている。小池百合子知事の支持率はなお高いことから、小池氏への直接的な批判を避け、都民ファーストとの違いを強調する選挙戦術を続ける構えだ。

 自民党都連幹部は「自民党が上向いたというよりは、都民ファーストが伸び悩んでいる」と指摘した。それでも、都民ファーストの候補予定者が現時点で十分に浸透していないとみて「小池さんはこれからいろいろ仕掛けてくるだろう」と警戒を解いていない。自民党関係者は「都民ファーストの支持率は7%だが、投票先では11%ある。あなどれない数字だ」と語った。

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