この世界の片隅に:BD特装限定版がオリコン総合首位 通常版が3位

劇場版アニメ「この世界の片隅に」のブルーレイディスク特装限定版(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
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劇場版アニメ「この世界の片隅に」のブルーレイディスク特装限定版(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

 20日に発表されたオリコン週間ブルーレイディスク(BD)ランキング(25日付)によると、劇場版アニメ「この世界の片隅に」(片渕須直監督)のBD特装限定版(15日発売)が、発売初週に約2万4000枚を売り上げ、初登場で総合部門の首位に輝いた。また、通常版(15日発売)が発売初週で約2万枚を売り上げ、総合部門の3位にランクインした。

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 同ランキングで、同一アニメ作品が2作同時にトップ3入りするのは、「トイ・ストーリー3」(2010年11月)、「塔の上のラプンツェル」(11年8月)、「機動戦士ガンダムUC 7」(14年6月)「アナと雪の女王 MovieNEX」(14年7月)、「君の名は。」(17年8月)に続き、歴代6作目の記録となった。

 「この世界の片隅に」は、「漫画アクション」(双葉社)で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞したこうの史代さんのマンガが原作。戦時中、広島・呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争の激化によって崩れていく様子が描かれた。女優ののんさんがすずの声優を務めたことも話題になった。昨年11月12日の公開当初は63館という小規模の公開だったが、順次上映劇場を拡大し、観客動員数が200万人、興行収入が26億円を突破するなど異例のヒットを記録した。

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