日本テレビ系で放送されている『オードリーのNFL倶楽部』(毎週金曜 26:44~27:14 ※放送時間が変更になる可能性あり)。この番組の人気コーナーである「若林の熱視線」が書籍化され、1月24日より発売となった。

日本時間5日朝には、NFLの優勝決定戦である第52回スーパーボウルも開催される。今回、お笑いコンビ・オードリーに目前に迫ったスーパーボウルや著書『オードリーのNFL倶楽部 若林のアメフト熱視線』(文藝春秋)の見どころなどを聞いた。

スタッフさんは「ちょろい感じですね」

  • オードリー 撮影:宮川朋久

    オードリー(左から若林正恭、春日俊彰) 撮影:宮川朋久

――実は私もリトルトゥース(ニッポン放送系ラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』のリスナー)なんです。『NFL倶楽部』もラジオ的と言いますか、テレビ番組でありながらお二人の素がかなり出ているように思います。

若林正恭(以下若林):そうですね。ラジオも『NFL倶楽部』も共通しているのは、狭いスタジオでやるということです。俺も春日もコミュ力があるほうではないので、出演者の方がたくさんいるとね、萎縮をしてしまうとこがあるんです(笑)。自分たちの空気でできるので、楽しませてもらってますね。

春日俊彰(以下春日):スタッフさんもやっぱり身内みたいなところありますしね。ちょろい感じですね。

若林:偉そうですけども。ぜひね、見出しにしてほしいです(笑)。

春日:まあまあ、言い方はあれでしたけど、和気藹々でアットホームな感じです。

オードリー春日、今のテレビ界に苦言?

――今回、若林さんの番組内のコーナーが書籍化される形になりましたが、本になると思っていましたか? かなりマニアックなアメフトの駆け引きや戦術を取り上げた内容でありながら、売り上げも好調のようです。

若林:いや、書籍化されるとは全然思ってなかったです。アメフトはただでさえ、ルールを伝えにくいし、何年も前から説明しても、その最中に難しくて引かれることを繰り返してきました。なので我々もスタッフさんも、いくら説明しても引かれるから、逆にめちゃくちゃ難しいこと言っちゃえと、ネジが飛んじゃったんですよね(笑)。「ついてくる人が少ないかもよ」と、みんなで言ってたんですが、結構ついてきてくれて嬉しかったです。変に分かりやすくするよりも良いというのは、春日さん、昨今のテレビ界にも言えることなんじゃないですか?

  • 春日俊彰 撮影:宮川朋久

春日:まあ、丁寧すぎるんだよね~。全部にテロップでるだろう? あれ見ちゃうとね、本読んでるみたいだろ?

若林:仕事減るぞ! お前(笑)。

――春日さんも番組内では「少年カスガの超人プレー」というコーナーをやっています。このコーナーを書籍化する予定はあるんでしょうか?

春日:それはあるらしいですけどね。やっぱり今回の本の流れで。

若林:なんかフリーペーパーで出すという話もあるんですよね?

春日:書籍じゃないじゃん、それ(笑)。もちろん書籍化は狙ってやってますよ。書籍化してくれという声もあがってるという話ですし。