JR東日本秋田支社は、秋田県と共同で9~11月に開催する「秋田県秋の大型観光キャンペーン」の一環で、10月に県内でSL列車の臨時運転と試乗会を実施する。「SLこまち号」の名称で、10月13・14日に秋田駅から湯沢駅まで1日1往復運転される。

  • 秋田県内の奥羽本線で10月にSL列車の臨時運転を実施(写真は2014年の秋田県大型観光キャンペーン時に運転した「SLあきた路号」。JR東日本秋田支社提供)

秋田県内でのSL運転は4年ぶり。10月11日に秋田~横手~湯沢間で試乗会、10月13・14日に秋田~湯沢間で営業運転をそれぞれ実施する。

試乗会では、秋田発横手行の片道「Aコース」、横手~湯沢間を往復する「Bコース」、横手発秋田行の片道「Cコース」の3コースを設定。参加費は無料で、Aコース・Cコースは各400名、Bコースは200名を抽選で招待する。応募できるのは秋田県在住者のみ。往復はがきとインターネットの「SL試乗会応募用専用ページ」で9月7日まで応募を受け付ける(はがきは当日消印有効)。弁当が必要な人は、応募の際に「秋田比内地鶏のいいとこどり弁当」または「特製牛めし」(各1,000円)を予約できる。

「SLこまち号」として営業運転を行う10月13・14日の運転時刻は、往路が秋田駅7時10分発・湯沢駅12時9分着、復路が湯沢駅12時39分発・秋田駅17時21分着。秋田~湯沢間の途中停車駅は和田駅・羽後境駅・刈和野駅・大曲駅・横手駅・十文字駅。蒸気機関車C61形・旧型客車6両・ディーゼル機関車の編成で、全車指定席で運行される。