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大規模なピストンリングメーカーは世界に5社あり、それら5社で生産合計の約9割を占めている。 日本のTPR、リケン、日本ピストンリングと米国のフェデラルモーグル、ドイツのマーレの5社である。 ドイツのマーレはリケンと提携しており、ピストンリングに止まらずピストンなど総合エンジン部品メーカーとして世界中に拠点を持っている。また米フェデラルモーグルはTPRと提携しており、マーレと同様に自動車部品全般を手掛けている。 エンジンを使用する自動車はこれからも伸びていく。 調査会社 IHS Automotiveの自動車市場予測を行っているが、その資料に基づく資料がTPRの2016年6月15日開催の2016年3月期の決算説明会資料の37ページに出ている。 http://tpr.co.jp/ir/pdf/16setumei.pdf ガソリンエンジン車とディーゼルエンジン車などピストンリングを使用する自動車が2023年まで圧倒的なシェアを持ち続け、伸び続けていく予想となっている。そしてそれはその後も続くだろう。 何度もこのブログで述べてきたが、新興国には電気自動車を走らせる電気は無いからだ。発電所を作っても、それは自動車ではなく建物や事業に使用されるのがまず先になる。燃料電池車なんて高すぎるし、水素の供給はもっと難しい。だから上記のようになるのは当たり前だ。 5社しか作れないから、当然に日本の3社の生産は増加していく。だからTPRがトップで爆上げし、続いていた日本ピストンリングをリケンが猛追して、日本ピストンリングも猛然とデットヒートを仕掛けてきた。 リケンは買い遅れたが、一番買いやすい日本ピストンリングを今日下げている時に買い増すことができた(o^―^o)ニコ TPR リケン 日本ピストンリング 同業が世界で5社しかいないなら日本の3社に分散で投資しておけば、自動車産業の伸びに乗り遅れることは無いと思う(^▽^)/
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Last updated
2017.03.14 20:00:29
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