テーマ:英語のお勉強日記(7859)
カテゴリ:if 構文
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東日本大震災で被災された皆様が一日も早く通常の生活に戻れますよう 被災地域の復興を心よりお祈り申し上げます。 ________________________________________ こんにちはiaxs vancouver のオグリです。 アイアクセス・バンクーバーからのお知らせ! メルマガ「学校で教えてほしかった、こんな英文法!」や「TOEIC プラス」のネタ元にもなっているアイアクセス・バンクーバーのテキスト本 「ザ・英文法」ダウンロード版 オンライン販売中! 100点以上のイラストを使って英語の仕組みをよりわかりやすく解説。 百聞は一見にしかず、まずは無料サンプルをご覧ください。 ザ・英文法DL版 本日の問題 ☆★☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 次の2文はどちらも和訳すると「もしテニスをすれば、私が勝つでしょう」という意味になりますが、両者の違いは何? 1) If we play tennis, I’ll win. 2) If we played tennis, I would win. 答:1)現実世界の事柄 2)空想世界の事柄 詳しい解説についてはメルマガ “学校で教えて欲しかった、こんな英文法!” で チェックしてくださいね。 登録はこちら:学校で教えて欲しかった、こんな英文法! TOEICメルマガも発行中。 TOEICにご興味のあるかた是非登録して問題を解いてみて下さい。 登録はこちら: TOEIC プラス TOEICメルマガ関連ブログはこちら:こんな TOEIC 教えて欲しかった ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー☆★☆ 2文の違いは何? 1) If he mails the package today, it will arrive there tomorrow. 2) If he mailed the package today, it would arrive there tomorrow. 答:1)現実世界の事柄 2)空想世界の事柄 問題文を和訳する必要はありませんが、あえて和訳するとこんな感じでしょうか? 1)「今日、彼が小包を郵送すれば、明日にはそこに着くよ」 2)「今日、彼が小包を郵送すれば、明日にはそこに着くのに」 訳中心の学校英語で、両者の違いをどうやって日本語訳に出せばよいのだろうと悩んだ学生時代が懐かしくも感じます(笑)。 本来なら和訳で悩む必要などないのです。 仮定法の本質を理解していれば良いのです。 前回のブログでも言及しましたが、現実世界での事柄を伝えるときは、ふつうに現実の時制を用い、空想世界の事柄を伝えるときは、過去や過去完了の形を借用して表現すればよいのです。 では、この思考回路(英語脳)、現実の事柄なのか、空想の事柄なのか、このイメージで今回の問題文を考えてみましょう。 1) If he mails the package today, it will arrive there tomorrow. 2) If he mailed the package today, it would arrive there tomorrow. mails(現在形)を使っている 1) の文では、話し手の頭の中は現実世界の事柄を伝えています。 つまり、彼が実際に小包を郵送する可能性があることを伝えているのです。 例えば、あなたが彼に小包を今日郵送することを頼んだとします。そのことを第3者に伝えている場面を想像してみて下さい。 「(彼に今日小包を郵送しておいてと頼んだから)もし彼が今日郵送すれば、明日には着くわよ」 彼が小包を郵送する可能性がある現実の話しですね。 mailed(過去形)を借用している 2) の文では、話し手の頭の中は空想の世界です。 つまり、彼が小包を郵送することが空想の事柄として伝えられているのです。 実際に彼は小包を今日郵送しないという前提で話しているのです。 例えば、あなたが彼に小包を今日郵送することを頼みました。しかし、彼は今日忙しくて郵送する時間がないので明日郵送しておきますとのこと。 このことを第3者に伝えている場面を想像してみて下さい。 あなたは彼が小包を今日郵送しないことをわかっているから、「もし今日郵送すれば、明日には着くのになぁ(彼に郵送する時間がないのが残念だ)」と空想の事柄になるのです。 じゃぁ、自分で郵送すればいいじゃない なんてツッコミはなしですよ(笑) こんな風に「現実世界」と「空想世界」を頭の中でイメージできるようになれば、学校英語で機械的に丸暗記させられた次のような方程式はもう不要ですね! 条件法:If S+現在形、S+will… 仮定法:If S+過去形、S+would(could)… 言語は数学ではありません。 言語は有機的なものです。 無機的な方程式で考えるのではなく、頭の中でイメージを思い描いて運用するのがベストです! 受験英語の英文法は無機的な方程式を暗記すれば良い点数が取れるかもしれませんが、私の提唱するコミュニカティブ、つまり「話すための英文法」では丸暗記ではなく、頭の中で英文をイメージすることが重要なのです。 英語の思考回路を作ることで英語という言語を表面的ではなく、もっと深いレベルで理解できるようになるのです。 英語はイメージトレーニングですよ! *「条件法/仮定法」は「ザ・英文法」Unit 6 にてイラスト付で解説してあります。 応援ポッチもよろしくお願いします! ⇒ スクールホームページ iaxs vancouver スクールFacebook iaxs vancouver Facebook TOEICブログ こんなTOEIC教えて欲しかった! 発行者 小栗 聡 本ブログの著作権は小栗聡に属します。無断転載はお断りします。 Copyrights (c) 2007-2014 by Satoshi Oguri All rights reserved. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年03月26日 07時07分34秒
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