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最近の中国のニュースから

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2007年04月29日
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 日本も交通事故はたくさんありますから、同じように下半身を失ってしまった人だってきっといると思うのですが、「個人情報」が大事にされるせいかどうか、私はそんな話を聞いたことはありません。まして写真など見たことはありませんでしたが、これを見て人間はすごいなと感動しました。

 中国では、特に農村では社会保険制度が非常に遅れているのですが、出稼ぎ者にこんなすごい治療が行われることにも驚きました。

 4月25日、「半身人間」彭水林は木の支えを使って地面を歩き始めた。身体にソケットをつけ、まっすぐ立って第一歩を歩き出すと、周囲の病人や医者は喝采の声を上げた。

 中国康復研究センターの医者たちの心を込めた看護と訓練で、彭水林はだんだんと慣れて、身体がソケットの中でもあまりつらく感じなくなり、また彼の忍耐力と腕の力もだんだん強くなり、自分で歩ける自信をつけた。

半身人.jpg(写真はhttp://www.stardaily.com.cn/view.asp?id=245478より)

 今年43歳の湖南省の男性彭水林は去年3月9日、深センで10トンのトラックに腰を押しつぶされ、わずか78センチの「半身人」になってしまった。深セン市布吉人民医院の全力の治療によって、彼は奇跡的に生き返った。

 「私は事故の後1ヶ月は脚がなくなったことを知りませんでした。その後両脚がないことを知った瞬間、妻や17歳の子供に迷惑をかけないようにと死を考えました。それで治療を拒否し、点滴の針も抜き、絶食しました」

 ちょうどその時に、同じ運命の人に出会い、命の光がもたらされた。「やはり半身を失った半丁さんに会って、生命の真の意味を覚り、生活の希望を見つけました。彼は94年に列車に両脚を切断されたが、現在は深セン市の有名な書家です。彼を見習います」

 湖南省へ帰って再起しようと、毎日治療のほかにベッドでアレイを使って、手で身体を支えられるように鍛えた。気持ちが明るくなると病気もよくなり、今年1月5日には退院して、湖南省へ帰った。

 事故を起した運転手と雇い主は、24万元の支払い判決を受けると、逃げてしまい、一文も払っていない。だが、病院が困難者の援助基金の申請を助けてくれ、30万元の手術費用は解決した。

 まだ尿道形成などの手術で4万元ほど必要で、家族の悩みの種だが、妻は夫が生きていれば、毎日顔を見ることができるし、話もできる、もっと身体がよくなれば小さな商売でもできるかもしれないと希望を持っている。





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最終更新日  2007年04月29日 06時54分46秒
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