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みんなが大好きなハンバーガー。日本発祥の料理ではないが、今や国民食の一つと言ってもいいほどの大定番グルメである。家で作って食べるよりは外食、特にファストフード店で食べることがほとんどだが、最近ではいわゆる「グルメバーガー」を食べさせてくれる店も多い。

例えば、東京は水道橋に店を構える『アイコウシャ』もその一つ。同店、最大の特徴はハンバーガーの主役ともいえる “パテ” の荒々しさ。一口食べた瞬間から始まる「肉のファンファーレ」は、食べ終わってからも余韻が残りまくるほど強烈なインパクトなのだ!

・ハンバーガーを楽しむ3つのポイント

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これまで日本全国50店舗以上でグルメバーガーを食べ歩いた筆者が思うに、ハンバーガーを楽しむポイントは「パテはガツンと来るか?」「バンズに存在感はあるか?」「全体のバランスはどうか?」の3つ。この3点に気を付けると、よりグルメバーガーを楽しめるだろう。

特にバランスは重要で、これが崩れてしまうとパテとバンズがいくら美味しくても印象に残らない普通のハンバーガーになってしまう。ダイナミックで豪快なイメージがあるハンバーガーだが、実はかなり繊細な料理なのだ。

・パテの大きさを選べる

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今回ご紹介する『アイコウシャ』は、JR水道橋駅東口を出て白山通りを神保町方面へ進み、1つ目の信号を左折したところにある。駅からは徒歩で2分もかからないだろう。四つ葉のクローバーのネオンが目印になっているので参考にしてほしい。

同店ではハンバーガーを注文する際、パテの大きさを100グラム・150グラム・200グラムの中から選ぶことが出来る。バーガーの種類も豊富だが、今回は「マッシュルームバーガー」を150グラムのパテでオーダーした。

・パテのインパクト絶大!

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待つこと10分ほどでバーガーが到着。きれいな焼き目が付いたパテの上には、ソテーされたマッシュルームとオニオン、さらにテロリと溶けたチーズが食欲をそそる。専用の袋にハンバーガーをセットし、あとは実食のみ。ちなみに筆者はナイフを使わず、「袋に入れて力の限り押し潰す派」である。

ギュギュギュッと押しつぶしても、まだまだ分厚いハンバーガー。限界まで口を広げて食らいつくと……バチコォォォオオオオーーーン! とパテから牛の旨味インパクトがハンパない!! 一般的なひき肉ではなく、肉を叩いて作ったらしくゴツゴツした食感が何とも荒々しいッ!!

・模範的なグルメバーガー店

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バンズもこんがり、マッシュルームの香りとチーズの風味もイイ! バランスもよく、「肉の存在感が前面に出つつ、余計なものがないハンバーガー」という印象だ。ちなみに備え付けの自家製厚切りポテトチップスもめちゃめちゃウマかった。

「せっかくグルメバーガーを食べるならこうでなくちゃ!」といった感じの模範的なハンバーガーショップと言えるだろう。特にパテは、ファーストインパクトはもちろん、食べ終わっても肉のファンファーレが鳴り止まないほど存在感があるぞ。マッシュルームバーガー(パテ150グラム)は1728円(税込み)。その価値大いにアリだ!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名:アイコウシャ
住所:東京都千代田区三崎町1-4-8 愛光舎ビル 1F
時間:月~金ランチ 11:30~15:00 / 月~金ディナー 17:00~21:30 / 土曜 11:30~18:00
休日:日曜・祝日

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼マッシュルームバガー(パテ150グラム)だ! ウマそう!!
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▼ズズン……!
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▼ズズズズズンッ!! パテの荒々しい食感とガツンと来る旨味が最大の特徴だ!
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▼バンズもこんがり。
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▼野菜を乗せ……
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▼専用の袋にIN!
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▼筆者はギュギュギュっと押し潰す派。丁寧に折りたたまれたレタスがいい仕事してるとわかります。
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▼備え付けの自家製厚切りポテトチップスもウマかった!
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▼やっぱりハンバーガーにはコーラでしょ!
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▼グルメバーガーショップの模範店のような『アイコウシャ』だ!
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