トヨタ自動車は5月10日、2017年1~3月の世界新車販売の結果を発表した。フォルクスワーゲングループとGMの同期間の実績も出そろい、VWがトヨタを抑え、世界販売の首位に立った。
トヨタの発表によると、ダイハツ工業や日野自動車を含めたグループ全体の2017年1~3月の世界新車販売は、232万7000台。前年同期に対して、6.3%増だった。
一方、欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループ(アウディやセアト、シュコダなどを含む)が発表した2017年1~3月の世界新車販売は、前年同期比0.5%減の249万5053台。
また、米国の自動車最大手、GMが発表した2017年1~3月の世界新車販売台数は234万3773台。前年同期比は1.4%のマイナスだった。
この結果、フォルクスワーゲングループはトヨタにおよそ17万台の差をつけ、2017年1~3月の世界新車販売で首位に立った。トヨタはGMに対しても、およそ1万6000台下回り、3位に後退している。