高田馬場経済新聞

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早大生運営のドリンク専門キッチンカー「NOMO2」 3サークルと限定コラボメニュー

「NOMO2(ノモノモ、2は上付き文字)」の山崎愛里紗さん、奈須野亜斗(あと)さん、曽根脩(しゅう)さん、吉岡宏祐さん(左から)

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 現役早大生が運営するキッチンカー「NOMO2(ノモノモ、2は上付き文字)」が、3つのサークルとコラボしたメニューの提供を12月4日、開始した。

「NOMO2」が3サークルとコラボして提供する限定メニュー「キャラメルミルクタピオカ」「マンゴーサイダー」「黒蜜抹茶ミルクタピオカ ~くろみちゃん~」(左から)

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 「NOMO2」は、早稲田大学商学部の曽根脩(しゅう)さんが発起人となり、学生で運営しているドリンクを専門に販売するキッチンカー。コンセプトは、「人の楽しみに寄り添う、楽しみなドリンクを提供する」。季節や提供する場所、現在の流行などに応じてメニューを変え、お客さんを楽しませるよう工夫しているという。

 曽根さんが開業しようとしたきっかけは、参加していた音楽バンドが活動休止となり、新しいことを始めたいと思ったこと。タピオカサークル「早大TAPIO☆KAI」での活動で、メンバーによる熱量やタピオカで多くの人が集まり、にぎわいを見せることから人を楽しませる事ができると思い、キッチンカーを出そうと決意したという。サッカーやバンド活動をしてきた曽根さんは「エンターテインメントというキーワードで、サッカー、バンド活動、キッチンカーに共通するものがあると感じた」と話す。

 曽根さんを含む4人がオーナーとなり、3月ごろから立ち上げ準備を進めた。6月末からは、「早大TAPIO☆KAI」のメンバーを加え、現在は約20人のメンバーで運営している。8月にはキッチンカーを調達し、8月31日に千葉県佐倉市で行われた「くさのねフェス2019」で初めての営業を行った。現在は、音楽フェスや早稲田大学に隣接する宝泉寺(新宿区西早稲田1)に協力を仰ぎ、その駐車場を中心に営業を行っている。

 サークル同士やサークルと早大近隣の飲食店が協力しあう「コラボ」が盛んに行われている。「NOMO2」でもこれまで「早稲田リンクス」「早稲田大学ハワイ民族舞踊研究会」とコラボし、限定メニューやサービスを提供してきた。今回初めて「早稲田大学放送研究会」主催イベントの「後月祭(あとつきさい)」「早稲田大学チアダンスチームMYNX(ミンクス)」「早大オムニバス」の3サークルと同時にコラボを行う。各サークルは12月にイベントを控えており、その告知も含め各サークルのメンバーも接客する。

 メニューは「後月祭」=「黒蜜抹茶ミルクタピオカ ~くろみちゃん~」、「早稲田大学チアダンスチームMYNX」=「マンゴーサイダー」、「早大オムニバス」=「キャラメルミルクタピオカ」(以上450円)。商品開発を担当した山崎愛里紗さんは「同じ学生として、各サークルと近い距離で要望を聞き、多くの人に喜んでもらえるドリンクを考えた。楽しみを提供するドリンク専門店なので、早稲田大学の新しい文化になれれば」と話す。

 曽根さんは「店が立ち上がったことは一つの通過点。自分たちが開発したドリンクが実際にお客さまに提供したときに『おいしかった』と感謝の言葉をもらい、『お店をやっていて良かった』と思うことが多くあった。今後もコラボなど早大生にしかできないという切り口でいろいろチャレンジしたい。飲食物だけでなく、エンターテインメント性も盛り込んで、さらに活性化したい」と意気込む。

 12月は5日、6日、9日、11日、12日、17日、18日、20日に営業する。営業時間は11時30分~17時。限定メニューは12月12日まで。

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