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日本トランスオーシャン航空、南西航空時代を再現した特別塗装機「SWALジェット」が最終フライト

2018年1月30日 退役

JTAの特別塗装機「SWALジェット」が1月30日に最終フライトを迎えた

 JTA(日本トランスオーシャン航空)の特別塗装機「SWALジェット」(ボーイング 737-400型機、登録記号:JA8999)が、1月30日に最終フライトを迎えた。

 SWALジェットは、JTAの前身となる「南西航空(Southern West Air Lines)」時代の塗装を復元したもので、2013年3月5日に就航していた。

 懐かしい塗装は南西航空時代から長年慣れ親しんだ利用者から人気の機材だったが、JTAでは737-400型機を順次退役させており、同機も退役することとなった。最後のフライトはセントレア(中部国際空港)~那覇の最終便。21時半着の予定から少し早く到着した。

駐機スポットに入ってくるSWALジェット。機体の「南西航空」の文字ともお別れだ
尾翼のロゴ
パイロットやCA(客室乗務員)と記念撮影
窓を清掃するスタッフ。「お疲れさま」の気持ちが伝わってくるようだった

 ファンからは退役を惜しむ声、新機材(ボーイング 737-800型機)での特別塗装の復活を望む声もあるそうだが、現在のところ予定はないとのこと。ジンベエジェットやさくらジンベエと並び、見てうれしい、乗ってうれしい特別塗装の機材。5年間楽しませてくれてありがとう、そしてお疲れさまでした。