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鎌田大地、今夏あった移籍の可能性にも「正解はその中になかった。多くの議論があったが…」

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フランクフルトのMF鎌田大地

 フランクフルトのMF鎌田大地は改めてクラブでの戦いに集中し、今シーズンについて語った。地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』が伝えている。

 フランクフルトは開幕3試合で1敗2分。未勝利で週末にシュトゥットガルトとの対戦を控えるが、鎌田は「序盤は色々と新しいことがあったし、だからスタートはうまくいかなかったのだと思います」と語る。

「しかし、ひとつ確かなのはすべてのプロセスが新しいので、もっとうまくまとまらなければならないということです。そして、僕は確信しています。試合を重ねることで、より良い関係を築けるでしょう。自信を持っています」

 また、鎌田は個人の目標についても言及。ブンデスリーガのみで「15ゴールという計画を立てています。ヨーロッパリーグの試合と合わせれば、もう少し増えるかも知れません」と話した。

 今夏にはトッテナムなど移籍の噂が流れていた鎌田。「確かに多くの議論があり、いくつかのクラブが興味を持っていたと、代理人が説明してくれました」と認めるが、適切なタイミングではなかったようだ。

「でも、具体的な話にはなりませんでした。そして、僕にとっての正解もその中にはなかったのです。加えて、コロナ禍を考えると、変化の時期としては理想的ではなかったです。そのため、すぐにフランクフルトに残ることが決まりました」

 さらに、「今はフランクフルトの選手ですし、100%ベストを尽くす」と意気込みを語った鎌田。今季の飛躍に期待が高まるところだ。

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