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基本的なパソコンスキルのレベルとは?必要性や面接でのアピール方法

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アンケート調査によると、会社が新入社員に身につけておいて欲しいと考えるスキルの1位は「ビジネスマナー」(65.6%)です。次いで、2位には「PCスキル」(51.5%)が入っています。

調査結果からも分かるように、現在パソコンスキルは社会人として非常に重視されています。

今回は、そんなパソコンスキルについて具体的に解説し、その重要性について紹介します。

参照:「【新入社員の6割以上が自身のスキル以上の指示に困惑!?】スキル不足は“個々の問題”ではなく“組織の問題”として改善を図るべき!

社会人がパソコンスキルを身につけておくことの重要性

社会人がパソコンスキルをもつことにはどのようなメリットや重要性があるのでしょうか。
具体的に解説していきますので見ていきましょう。

基本的なパソコンスキルとは何なのか

職種によって使用するパソコンやソフトウェアの機能、難易度の高さは異なるので、基本的なパソコンスキルについての明確な定義はありません。

企業の求める”基本的なパソコンスキル”で考えると、日常的にパソコンを使用している人なら難なくできる作業も多いです。ファイルを保存して管理できるスキル、必要な情報を自分で検索できるスキルなどがイメージとしてはわかりやすいでしょう。

ただし、基本的なパソコンスキルは職種や会社によっても異なり、データを応用したグラフや表の作成、ほかのソフトへの画像やグラフなどの差し込みなどが基本のスキルとして求められることもあります。

転職する際の条件となっていることがある

社会人がなぜパソコンスキルを身につける必要があるのか、理由のひとつは転職する際の条件であることが多いためです。たとえば、求人では「基本的なOAスキルをお持ちの方」などとパソコンスキルの条件が記載されています。

有名なのは、MicrosoftのWord、Excel、PowerPointを使えるスキルです。Microsoftのこれらのソフトウェアは汎用性が高く多くの企業で採用されているため、スキルとして求められることがあります。一般的に求人の条件に記載されるパソコンスキルは、これらのソフトウェアのスキルを指していることが多いです。

もちろん転職しない場合であっても、ほとんどの企業ではパソコンスキルはほぼ必須のスキルとなっています。ご自身の働く部署で必要なパソコンスキルは何か確認しておくと、どのようなスキルを磨くべきか明確になるのでご自身で勉強する際にも役立つでしょう。

社会人が身につけておきたいパソコンスキル

社会人に求められるパソコンスキルのほとんどは、Microsoft系のソフトウェアに関連するものだとご紹介しました。タイピング、Word、Excel、PowerPoint、そしてメールのスキル別に、初級、中級、上級に分けて求められるレベルを説明します。

タイピング

タイピングは、パソコンスキルの中で最も初歩的なスキルです。最低でも、1分間に100~120文字入力できる程度のタイピングスキルは身につけておきましょう。

タイピング速度が増すほどにパソコン操作の速さも向上するため、すべての作業効率が上がります。

次項から紹介するスキルを習得していたとしても、タイピングが遅くて作業に時間を要する場合は評価されにくいでしょう。

タイピング以外には、基本的なショートカットキーを把握しておくことも作業効率を向上させるために重要です。

Word

Wordは文書作成のためのソフトです。

初級:文字の入力、書式設定、印刷設定ができる。
中級:表やグラフの作成、段落やインデントの設定ができる。
上級:グループ機能、アウトライン機能、校閲機能など高度な機能が使える。

Excel

データを集計するときなどは、表計算ソフトのExcelを利用します。

初級:四則演算、SUM(合計)などの基本的な関数が使える。表やグラフを作成できる。
中級:シートを横断した利用、複数の関数の利用、複雑なグラフの作成ができる。
上級:ピボットテーブルの大量のデータを分析、マクロやVBAで処理を自動化できる。

PowerPoint

PowerPointは、プレゼンテーションを視覚的に行えるようにしたソフトです。

初級:スライド作成、データの挿入、アニメーションの追加ができる。
中級:表やグラフの統合、複雑なアニメーションの設定、グラフィック機能が使える。
上級:スライドマスター(レイアウト管理)、グループ内編集、口頭での説明も加えたプレゼンテーションができる。

メール送受信

メールの送受信にも一定のスキルが求められます。社会人なら、定型文を正しく使用し、敬語やメールのマナーにも配慮したメール文の作成スキルが必須です。メールでファイルをやり取りする場合は、圧縮や解凍の方法を知っておくだけでなく、データ容量の配慮もできるようにしなくてはなりません。

求められるパソコンスキルは職種によって異なる!

パソコンスキルは、職種によって重視されるポイントが異なります。

たとえば一般事務の場合、Wordでの文書作成スキルやExcelでの簡単な表作成スキル、SUM関数を扱うスキルなどが求められます。

経理はExcelをメインで使うことが多く、経費精算や管理などのスキルも重要です。

人事では、簡単なWordとExcel操作に加え、PowerPointで会社説明会や研修用の資料を作成することもあります。

販売の場合は、在庫管理ツールを用いた表の集計やデータ分析を行うことがあります。

希望の職種で、どのようなパソコンスキルが求められるかを事前に知っておきましょう。

パソコンスキルを証明する資格

パソコンスキルに関する資格を取得すると、どのようなスキルを習得しているか客観的に証明できます。

資格には民間資格と国家資格がありますので、それぞれについて解説します。

民間資格

パソコンスキルを証明できる民間資格は以下のとおりです。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

MicrosoftのWordやExcel、PowerPointに関する資格としては、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)が代表的です。

難易度は上級と一般に分かれており、国際資格でもあるため海外でも通用するといった特徴があります。国内の認知度も高く事務や総務、経理などのキャリアアップにも役立ちます。

日商PC検定

日商PC検定は、商工会議所が発行するパソコンスキルの資格です。

こちらはOfficeソフトごとに資格を取得でき、それぞれ4つの難易度が用意されているため、基本レベルからの受験が可能です。

VBAエキスパート

マクロVBAのスキルを証明できる資格です。ExcelとAccessで分かれており、それぞれ初心者向けと上級者向けの難易度が用意されています。

国家資格

パソコンスキルに関する国家資格は、一般企業よりもIT業界で専門的に活躍したい人に適した資格といえます。そのため、基本のパソコンスキルを証明する場合には不向きかもしれません。

代表的な資格としては「ITパスポート」があり、IT関連の基礎知識からITを活用したマーケティングなど幅広い知識が要求されます。

ほかにも、IT技術者の基礎となる資格の「基本情報技術者」や、その上位資格である「応用情報技術者」などがあります。

基礎的なパソコンスキルを身に付けたあと、より専門性を高めたいときに習得を目指すと良いでしょう。

面接や履歴書でのパソコンスキルのアピール方法

パソコンスキルをアピールできると就職活動を有利に進められます。

ここからは面接や履歴書でパソコンスキルを上手にアピールする方法を紹介します。

面接でパソコンスキルを尋ねられたとき

業務に必要なパソコンスキルについては、面接で直接確認されることがほとんどです。

その際、「パソコンスキルはあります」とだけ返答すると、会社側が求めるレベルと相違が生じるかもしれません。

そのため、面接官がスキルをイメージしやすいように、使用経験のあるソフトの種類や使用期間、使用頻度などを答えると良いでしょう。

また、「表作成ができる」「Excelで関数が扱える」など、具体的にできる操作を説明するのもおすすめです。

可能であれば、事前に会社が求める基本的なパソコンスキルのレベルを把握しておくと、よりスムーズに答えやすくなります。

履歴書にパソコンスキルを書くとき

履歴書にはさまざまなフォーマットがありますが、一般的にパソコンスキルという項目はないため記載方法を悩む方も多いでしょう。

記載する項目としては、職務経歴書に「パソコンスキル」や「活かせるスキル」などを自分で設けるのがおすすめです。

書き方は以下のように、具体的なスキルを記載しましょう。

・Word:各ビジネス文書作成、テンプレート作成、図表・画像の挿入
・Excel:リスト・表作成、SUM・AVERAGE関数

履歴書以外にもスキルシートを提示して伝える方法もあります。また、履歴書や職務経歴書のテンプレートから自作し、パソコンスキルの項目を設けてアピールするのも効果的です。

パソコンスキルに自信がないとき

パソコンスキルが未熟な場合でも、「パソコンスキルはありません」と伝えるだけではネガティブな印象を与える場合があります。もちろん、嘘をついてその場をごまかすのも良くありません。

スキルに自信がない場合は、やる気をアピールすることが重要です。未熟ではあるものの、現在は勉強中で向上心があることを伝えましょう。

実際にどのような勉強をしているか、最近得た知識やスキルなどを伝えると、さらにアピール力が増します。

パソコンスキルでキャリアアップするには?

一般的に企業で求められるパソコンスキルとレベルについて解説しました。

それではパソコンスキルがあると、どのようなメリットがあるのでしょうか。見ていきましょう。

パソコンがスムーズに使えると仕事の幅が広がる

パソコンスキルが一定程度あると、できる仕事が増え、情報処理のスピードが上がります。また、発生したトラブルに対して複数の解決策をもっていると、どの方法が効率的か検討することができ、問題解決能力を伸ばすのにも役立つはずです。

パソコンスキルが十分にあるということは、トラブルの解決など周囲から頼りにされることにもつながりますので、キャリアアップやスキルアップのために高いレベルを目指して身につけるのも良いでしょう。

パソコンスキルを身につけてステップアップしよう

パソコンスキルは、入門書や動画などを活用することで自力でも学べます。

効率良く習得するためのコツは、自身のスキルレベルに応じて、基本から順番に勉強することです。無理に応用から学ぶと、理解できずに途中で挫折するおそれもあります。

独学で難しい場合には、パソコンスクールに通うのもおすすめです。

カリキュラムによって基礎からしっかり学べるうえ、応用まで身につけられます。ある程度スキルのある人には、すでに勉強した部分が重複する可能性はありますが、未経験者にとっては効率的です。

ただし必要なのはパソコンスキルだけではないので注意

仕事の幅が広がるなどパソコンスキルをもっていればメリットも大きいです。しかし、必要なのはパソコンスキルだけではありません。

一般的にはマナースキルやコミュニケーションスキル、問題解決スキルなども社会人としては必要なスキルといわれます。専門性の高い仕事なら、ほかの資格をともなうようなスキルも必要かもしれません。いずれのスキルが必要だったとしても、わからないことは調べる心がけは忘れないようにしましょう。

また、社会人としてのスキルは会社に入ってから積んでも遅くありません。転職の際は、パソコンスキルなどにとらわれず、まずは気になる求人に応募するステップに踏み出してみましょう。

お仕事のことについては、Workin の「お仕事探しマニュアル」も参考にしてみてください。

まとめ

社会人として基本的なパソコンスキルが求められる機会も多くあります。一般的に必要とされるのが、Microsoft系のソフトウェアの操作です。しかし、社会人として必要なのはパソコンスキルだけではありません。

社会人としてのスキルは入社後に高めることもできますので、あまり不安に思う必要はないでしょう。重要なのは、わからないことを知ろうとする心がけです。

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