広告収入1千万円のアカウント削除容疑 「譲渡断られ」

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 SNSで年間約1千万円の広告収入を得ていた少年のアカウントを削除したとして、警視庁は、通信制高校の男子生徒(18)=東京都文京区=ら少年3人を電子計算機損壊等業務妨害の疑いで逮捕し、25日発表した。

 生徒らは少年と同じ方法で収入を得ていたといい、「自分たちの収入を増やそうとアカウントを譲るよう求めたが断られたので、消去するしかないと思った」と供述しているという。

 少年事件課などによると、生徒らは2月22日、東京都内を移動中の車内で、北海道の通信制高校生(18)が管理する情報発信用のSNS「LINE@」のアカウント四つを削除した疑いがある。高校生は、中高生向けのサイトの情報を約3年前から配信。サイト上の広告がクリックされると収入が得られる仕組みで、計約200万人が登録していたという。

 生徒らは2月上旬、生徒がSNSを通じ「アカウントを5千万円で買いたい人がいる」とうそを言って高校生を東京駅に呼び出し、車内に閉じ込めたうえ、アカウントのパスワードを無理やり聞き出したなどとして、監禁と強要の疑いで今月3日に逮捕されていた。

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