新潟を日本一の「カレー県」にしたい。

 口にするカレーは「年800食」。日々、新たなカレー開発に取り組む「カレー・スパイス料理研究家」として活動する。

 見附市の兼業農家で育ち、幼い頃から母のカレーが大好きだった。家の田畑で採れるニンジン、トマト、ジャガイモ、そして新鮮なお米を一気に華やかにする「魔法の料理」。そのうち、野草やあけび、川魚など周りで採れる具材で自己流カレーを作り、そのおいしさに、ますますカレーの魅力にひかれていった。