ペルー・ナスカの地上絵の研究を続けている山形大学は15日、人や動物をかたどった143点の地上絵を新たに発見した、と発表した。うち1点は、日本IBMとAI(人工知能)を活用して地上絵を見つける実証実験で発見したという。

 山形大によると、坂井正人教授(文化人類学)らの研究チームによる2018年までの約3年間の調査で、主にナスカ台地の西部から人や鳥、ラクダなどの動物を描いたとみられる図像142点を発見した。