JR日豊線の宮崎―西都城間を24日、67人のツアー客を乗せた「焼酎列車」(2両編成)が走った。宮崎県都城市とJR九州が初めて共同で企画した。都城の4焼酎蔵(都城酒造、霧島酒造、大浦酒造、柳田酒造)の焼酎が、往復の車内などで飲み放題。会社員らが金曜日の夜の「小さな旅」を楽しんでいた。

 名付けて「幸せ上々、みやこのじょう 焼酎列車」。午後7時前に宮崎駅を出発し、8時すぎに西都城駅へ着いた。車内では焼酎に加え、都城産の牛、豚、鶏肉を使った「特製おつまみ弁当」も出された。

 西都城駅では岩﨑透・副市長や市PR部長の「ぼんちくん」らがお出迎え。駅構内に飲食やお土産のブースと「宴席」が設けられ、岩﨑副市長が「都城の肉と焼酎を堪能してください」とツアー客を歓迎した。