忍者博物館で窃盗事件 金庫の100万円が3分で消えた
藤井匠
2020年8月20日18時39分
三重県伊賀市の観光施設「伊賀流忍者博物館」の事務所から、入館料などを保管していた金庫が盗まれていたことが、同館などへの取材でわかった。被害額は100万円以上とみられ、県警伊賀署が窃盗事件として調べている。
同館などによると、17日未明に事務所への侵入を知らせる警報装置が作動。警備会社からの110番通報を受けて署員が駆けつけたところ、玄関がこじ開けられ、中にあった金庫(縦、横、高さ約50~60センチ、重さ推定約150キロ)がなくなっていた。金庫には15、16両日の約1100人分の入館料、土産物の売上金などが入っていたという。
事務所は16日午後5時半に施錠し、以降は無人だった。署員の現場到着時刻などから、犯行は3分間程度だったとみられる。
同館には忍者屋敷や忍者資料館などがあり、忍者ショーも開かれている。(藤井匠)
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