新型コロナウイルスの対応に当たっている看護師らを支援しようと、ジャニーズ事務所が日本看護協会(福井トシ子会長)に5億円を寄付した。協会が21日に発表した。

 協会によると、この寄付金で「Johnny's Smile UP! Project基金」を設立し、感染管理などの認定看護師の育成や、看護師を養成する学校の支援に役立てるという。同事務所のアイドルグループ「関ジャニ∞(エイト)」のメンバー5人が21日に協会を訪れ、目録を福井会長に渡し、福井会長から感謝状を受け取った。

 福井会長は「今回このようなご支援をいただいたこと自体が、全国の看護職にとって大きな励みになると思う」とあいさつ。グループを代表して村上信五さんが「微力ではございますが、これからも看護職の皆さんをはじめ、医療従事者の皆さんの笑顔と明るい未来のお役に立てるように頑張っていきたい」と話した。